モリハルゆ記

2007年02月05日(月) 『とぉ〜♪子』参上

          

 夜の9時半新宿西口スバルビル前、この時期観光バスを利用したスキーツアー(スノボーツアーかな?)から戻ってきた若者達でごったがえしている。一目散で帰途についているのは翌日月曜の出勤を控えている社会人で、いつまでも仲間とダラダラ話し込んでいるのは学生さんなのかな?ウィンタースポーツは久しくご無沙汰しているので、そんな状況になっているとは露知らず、迂闊にもここで待ち合わせしてしまった。『とぉ〜♪子』との初顔合わせの場所にだ。

 その前日、最後の別れを惜しんだ。2年間、仕事を共にし、プライベートで楽しい思い出を一緒に作った。雨の日、雪の日でも文句言わずに付き合ってくれた。娘の唯ちゃん出産のときとか、里帰りのときには優しく送迎してくれた。ノロウィルスでウ○チ漏らしたときには、かばいながら我家まで連れて行ってくれた。「ありがとう『パジェロミニ号』!君のことは忘れないぞ!」


 夕方、三菱自動車のディーラーに引き取りに行くつもりだったのだが、仕事のキレが悪く遅くなってしまったので、新宿西口スバルビル前まで陸送してもらうことにした。待つこと10分、スノボー担いだ若者達の隙間から黒い軽自動車が垣間見えた。サイドミラーに装備されたウィンカーが点滅し、足回りはアルミホイールで固めてある。オプションで依頼したのと合致している。「『とぉ〜♪子』だ!」

 明けて今日、白日の下、改めて『とぉ〜♪子』を観察し堪能した。ディーラーサービスで撥水コーティングされたボディーは、しっとり水々しい。シャワーを浴びたら、玉状になった水がツツ〜と滑り落ちそうだ。室内は、新車独特の初々しい芳香で満ちている。キーを差込みイグニッションを回すと、エンジンがブルブル震える。シフトをDレンジに入れ、優しくアクセルペダルを踏むと、すぐさま反応して動き出す。「おぉ『とぉ〜♪子』!君との出会いは運命的だ!」

 と、言うわけで、新しい車が我が家にやって来ました〜!とぉ〜♪!


 < 過去  INDEX  未来 >


モリハル [MAIL]

My追加