モリハルゆ記

2007年12月07日(金) 世界を変える

 お客さんの社長室は自社ビルのてっぺんにある。ひとつ下の階までエレベーターで上がり、最後の1階分、吹き抜けの空間に設置された階段を登り切ると、青い空に雲がホワホワ浮かんでた。



 「レーシックやったら世界が変わったね」社長さんの顔からメガネが消えていた。

 モリハルと同じくらいの視力であった社長さん、普段はメガネして過ごしていた。普段以外、例えばお風呂入るときなんてのはメガネを外す。すると、湯船の中でのんびり観るために備え付けたテレビは、体育座りしないと観えない。普段以外、家族旅行で行った観光地のプールでメガネを外さなかった。すると、ウォータースライダーでもみくちゃにされているときメガネがすっとび、家族、監視員みんなで捜すはめになったそうだ。

 要するに、普段メガネしていても、もう慣れっこになっているので不便を感じないが、普段以外では「なんだよ〜!」となってしまうことがママあるということだ。モリハル同感!

 『視力回復術 レーシック エキシマレーザー角膜屈折矯正手術』を社長さん受け、風呂場でのんびりテレビを鑑賞できるようになり、ウォータースライダーで童心に帰れるようになった。

 最近モリハルの周りに、眼球の表面を丸く切ってパカッと開け、レーザーで角膜を「ジ〜ジ〜♪」と削り、さっき丸く切った表面をポンとフタすることをした方が多く出てきた。みなさん仰るのが「世界が変わった〜!」

 天災に突然襲われたことを想定したとき、モリハルは2点不安なことがある。まずはトイレ問題だ。1日に何度も行く体質なので、避難所に行くようなことになった場合、仮設トイレで用を足したらすぐさま列の後尾に並ばなくちゃならんだろう。そして次にメガネ問題だ。メガネを無くしたり、壊したりしたら、一家の大黒柱として家族を守るどころか、お父さん守って頂戴状態になってしまう。

 「モリハルもやります!」社長さんに宣言し、病院を紹介してもらった。事前診査と手術の日を予約した。あとはその日を迎えるまでだ。49年に及ぶ人生において手術と名の付くものは、虫歯を抜いたのと、怪我して皮膚を何針か縫ったことだけだ。ついにメスというかレーザーが目に入る!今の心境、か・な・り・ビビッてます〜・・・


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モリハル [MAIL]

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