モリハルゆ記

2008年02月12日(火) 体のコト

 「こんなモン、誰が使うんだ」と思うものがある。書類記入するとこなどに置いてある老眼鏡。「老眼なら自分のモン持ってるはず」そう思ってた。にもかかわらず、昨夜、ストック老眼鏡のお世話になってしまった。

 知人が亡くなられた。外食チェーンの社長を務め、全国展開が軌道に乗ると、今度は新たな事業に精力的に取り組んでいた。「外食産業には人材派遣がどうしても欠かせないんだよ」と、それまで携わっていた業界とは畑違いの、人材派遣会社立ち上げに奔走していた。モリハルより10歳上のバリバリ団塊世代。享年59歳。早い、逝くには早過ぎる。

 とにかくお通夜に駆けつけた。受付でお香典お渡ししようとしたら、まず『参列者カード』に記入して欲しいと言われてしまった。2月の午後6時、斎場外に設置された受付スペース、十分に暗い所で、たとえそれが自分自身の住所氏名だとしても、なかなか書くにはシンドイ状況だ。まさか使わないだろうと、マイ老眼鏡は愛車『とぉ〜子♪』でお留守番している。駐車場に戻るのは面倒くさい。ペンの横にいたストック老眼鏡、こんなに頼もしく思ったことないな。



 話は変わり、モリハルまた風邪ひいてしまった。情けない。ちょい前までは「風邪薬なんて、誰が飲むんだ」と思っていた。「そもそも風邪ひくなんて根性ないからだ」とも思っていた。それがここんとこ、しょっちゅう鼻たらしてる。

 モリハル奥さん曰く、今回の原因は「風呂上りにギター弾いていたせい」だそうだ。



 ギターを演奏する場所は、モリハルの家、最北端に位置する。別名『ロシア』!寝室と居間は南側に窓があるので、冬でもけっこう快適で、ホットカーペットだけでも十分暖かい。一方『ロシア』は、本家本元に劣らず厳寒の部屋であるにもかかわらず、暖房器具がいっさいない!そこで、風呂上りに体内暖房の焼酎を投入しながら3時間くらいギター弾いていたら、「ハイッ!パブロン!」になってしまった。

 もう若くないんだな。自分の体のコト、もうちょと考えよ。

 


 < 過去  INDEX  未来 >


モリハル [MAIL]

My追加