今日は震災記念日だ。他界した親父の誕生日でもある。85年前の大正12年9月1日、親父が2歳の誕生日のとき関東大震災があった。
「4時ピッタリに職場を出て、お子さんを迎えに来てください」という避難訓練が、娘の唯ちゃん通う保育園で実施された。昨年は奥さんが参加したので、今年はモリハルが参加することにした。
3時45分には机の上にナンモない状態にし、トイレへ行って体内のモノを絞り出し、行き先のホワイトボードには「方南町直帰」と記入し、時計とのにらめっこを開始した。テキトーに出発すればいいのだが、どうも性格的に「4時ピッタリじゃなくちゃだめだ!」になってしまう。写真の時計、3時58分くらいを指しているが、「4時ピッタリに撮影し、保存して、とかすると4時ピッタリに出発できないな」という考えに基づき、2分前に撮影することにした。
「待ってろよ〜!助けに行くぞ〜!」心の中で叫びながら、山手線、京王線を乗り継ぐ。汗だくになりながら早歩きをして保育園に到着すると、時刻は4時42分。「唯ちゃ〜ん!お父さんが来たぞ〜!」
唯ちゃん、いつもはお母さんの運転する自転車の子供シートに乗ったり、我愛車“とぉ〜子♪”のチャイルドシートに縛り付けられて帰宅するのだが、今日は歩き。頭巾を被って、モリハルと手をつなぎながら家に向かった。
唯ちゃん2歳と6ヶ月。避難訓練するのはいいけど、できることなら本番は来ないでもらいたい。きっと親父の両親、モリハルのお爺ちゃんお婆ちゃんは、必死に我が子を守ったんだろうな。9月1日は『親父の誕生日』兼『震災記念日』兼『家族愛を感じる日』だな!
今回は、いつになく真面目な『モリハルしゅうき』でした。ウン、たまにはいいな!
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