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谷口 令のハッピーダイアリー  
なんでも喜ぶゲーム 2005年04月04日(月)




私が今のスバルの年の頃、たくさんの本を読みました。
その中で、私がとても大好きだったのは、
「小公女」や「あしながおじさん」など、逆境にあっても、
いつも夢を忘れないで、まわりを明るく変えていくというストーリー。。。

今でも忘れられないのが「ポリアンナ」の中『なんでも喜ぶゲーム』です。

そばかすだらけの明るい少女が孤児になって、
気むずかしい独身女性に引き取られます。

ポりアンナは、亡くなったお父さんから『なんでも喜ぶゲーム』をおそわりました。
牧師だったお父さんは聖書を読んでいるうちに、
「喜ぶ」という言葉があふれていることに気づきます。
人が喜ぶことこそ神様に近づくことだと、喜びのゲームを考え出しました。

とてもおもしろかったのは、
ある日、ポリアンナがとても欲しがっていたお人形の代わりに
袋をあけたら、松葉杖が入っていたとき、お父さんは、
『今のお前は杖を使わなくてだいじょうぶな健康な体を持っていると喜ぶこと!』
と楽しいゲームとしておしえます。

それ以来、彼女はこの遊びがとても気に入ってしまいます。

  部屋に鏡がなければ。。。そばかすが映らないことを喜ぶ!
  足を1本折った友達には。。。両足でなくて良かった!
  平凡な名前がいやだという友達には。。。よびやすいことを喜ぶ!
  交通事故で入院した時には。。。天然痘でなかった事を喜ぶ!

ばかみたい!と思う大人たちだったのですが、
ポりアンナは周りの人たちにどんどん影響を与えていきます。
そして、彼女自身のプラス思考がしあわせを招いていくのです。

私もこのゲームがとても気に入って、大人になった今でも
日々の思いや暮らしの中に『なんでも喜ぶゲーム』を
楽しんでいることにに気づきました。



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