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■ 『非』現実の、時間と空間。:1
ずっとずっと温めてきた企画があって それがこの2日を使って叶う事になった。
初めて踏み入れる...現実と一線を引いた場所... 自分の最も苦手とするものが平然と存在する、場所...
...自分は此処で、何を得るのだろう...
それはすべてを終えてからでないと判らないことで 必ず自分の思ったとおりに進まないということも もちろん理解している...はずなのだ。
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何度となくやってくる絶頂と、快楽の渦に包まれた 夜が明けて...朝。起きれば9時半。爆。 珍しく、夜中に寝ながら触れられた記憶ですら 無いままに深い眠りに落ちていたようです。
アウトギリギリの時間まで居て、駅前ビルの レストランフロアでブランチ。オープンして間もなく入るw 食事が出てくるまでにお友達にメール。 「今から行くよ。その前に腹拵えw」 するとすぐに返信が来て 「頑張ってくるんだよ(←何を?)」
...ガンバリマス。(一体何を??)
なかなか「休日」を取れなかった私。 仕事やプライベートなど、他に邪魔されない 自分の時間を持つことが出来た時に そのご褒美として今日行くことになった場所へ 主様がご一緒してくださることになっていて 今日はそのご褒美の日なのでした...
お昼を食べても、まだまだ時間があって エスカレーターで下りながらウィンドウショッピング。 互いが大好きなアクセサリーブランドも入っていて クリスマス限定品なども見ました。いいなぁ〜。 あとはデザインの凝ったネクタイを発見して 「これ買ってもイイデスカ!!!!!」 と、思わず見上げて言ってしまいました。 ...でも、荷物になるのでおあずけ。ぐすん。
時間もいい感じになったので、電車で移動。 お友達主従さんと合流して、行きつけのハプバーで プレイを見せて頂けることになったのです。 ハプバーは、前回来阪されたお友達主従さんと お好み焼きランチをしたときに、仕事もあって泣く泣く 別れた場所だったのです。リベンジです。
駅からバーへ向かう道では日記で見た風景がちらほら。 Kさんの衣装も日記通り。ガーターのレースがちらりん♪ 「○○って、日記通りですね〜」 「あれが日記で書いていた○○ですか〜??」 と、好奇心一杯で聞いてました。 Kさんには苦笑いされて、Kさんの主様は冷静に 「車が止まってるかな〜、あぁ、残念」 とお話してくださいました。 ...主様にも楽観しているって思われたらしい(−。−;)
ハプバー近くまでくると、ワクワクと同じだけの 不安もこみ上げてきて、手を握りました。 ウィンドウショッピングの時も手を握っていたのです。 意識の深いところでは、今日という日を迎えてから 不安でたまらなかったのかもしれません...
中に入ると暗がりの中で入店登録。 手続きと料金を支払って、ついに入ってしまいます。 その時点で店内はカウンターに1〜2人の単独さんだけ。 店内の案内を終えてボックスに居るKさんとKさんの主様と 話をしていると、Kさんは着替えのために席を立たれ、 Kさんの主様はプレイルームで前準備を始められました。
私はグレープフルーツジュースを、主様はモスコを注文して 飲みながらドキドキ。待ちながらドキドキ。 プレイルームの中でKさんの主様が鞄から縄を出して 使いやすいように、1本ずつバーにかけている。 ゾクっとする。 自分が苦手なものを再認識させられる。
喉が無意味に渇く。
しばらくして、(たぶん常連の)カップルさんが来店。 後で知ったけれど掲示板で来店予告があったみたい。 さっそく女性の方がコスプレ物色。 着替えてボックス席に戻ってこられた。か、かわいぃ... そのカップルさんの男性の方に 「(コスプレに)着替えないの?」とちらりとお誘い? を受けたけれど、笑ってごまかす私。
着替えて戻ってきたKさんの姿にドキっとする...。 日記通り... 今から始まるのは、現実なんだと知らされる...瞬間。 そして... 準備を終えたKさんの主様と一緒に Kさんはプレイルームへ入ってく...。
マジックミラーの向こう側で、Kさんがご挨拶してる。 「おいで、枷夜」 主様がボックス席の角っこに座って、私を呼ぶ。 近くに寄ると肩に腕を回して私を抱き寄せてくださる。
縄がかかる。 「枷夜、Kさんの主様は、こちらを意識してるよ...」 私たちに見せるように、Kさんを縄で包んでいく。 ちょうど逆さ吊り出来たところで、 「中に入って見ませんか?」みたいな感じで お誘いを受けて、一緒に中に入る。 マジックミラーに隔てられない、目の前で 縄に抱かれているKさんを目の当たりにする。
プレイルームにあるマジックミラーの側の椅子に座る。 座ったけど、何か違和感を感じて、主様に座って頂き 私は主様の足元に座って、主様の膝に手を置いて見た。 「吊りは、上げるときよりも、おろす時に気を使います。」 そう説明してくださるKさんの主様。 とても、慎重に、そして真剣な眼差しでほどいていく。
何度か... それは目を背けたかったのか、 ただ、主様の顔を見て安心したかったのか Kさんカップルののプレイから目をそらしてしまう。 その度に、主様はとても、とても強く厳しい口調で 「見ろ」 と、仰って、私の顔をKさんの方に向けなおす。
疼くのが判った。 胸の傷も、月姫が近い下半身も。
下半身に鈍い痛みを感じる。 月姫前の重たさか、犯されたい願望か。
縄を解かれ、逝き続けるKさんを私は見つづけ Kさんの主様が、良いと言うまで逝き続けたKさんは とてもとても、優しい寝顔で静かに寝息を立てていて...。
そのときの、Kさんの主様の 「おやすみ」 という言葉がとても印象に残ったのを この日記を綴りながら思い出しました。
2005年11月07日(月)
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