twilight shackles
枷夜(かや)



 『非』現実の、時間と空間。:2

ずっとずっと温めてきた企画があって
それがこの2日を使って叶う事になった。

初めて踏み入れる...現実と一線を引いた場所...
自分の最も苦手とするものが平然と存在する、場所...

...自分は此処で、何を得るのだろう...

それはすべてを終えてからでないと判らないことで
必ず自分の思ったとおりに進まないということも
もちろん理解している...はずなのだ。

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終わって、私たちに
「○○(Kさん)は、毎回こうして逝って、
 次の1週間を生きることが出来ます」
と、説明して下さいました。
「どうでしたか?」という感じで私に視線を向けられて
私はそこで何かがこみ上げてきて、主様の膝に顔をうずめて
泣き出してしまいました。
主様が優しく撫でて下さって、
私が縄がダメなことを説明して下さってた。

Kさんの休憩中に、Kさんの主様は私たちに
色々とお話して下さいました。
それはとても説得力のある力強い言葉で、Kさんと
Kさんの主様の信頼関係の強さを感じ取れました。

少しして、パドルを手にとったKさんの主様は
Kさんを叩いて起こし、鞭打ちを始めました。
プレイルームに常備されている鞭を使い
右から左から振るっていくKさんの主様
そして、寝ていたカラダを起こして、壁を支えに
立ち上がって、与えられる鞭を受けるKさん

私は、主様から鞭を受けた時は、ただ蹲り
足元で震えることしか出来なかったのを思い出しました。

再び、休憩に入り、またしても泣いてしまい(恥)
主様が「飲み物を飲ませてくる」と言って
プレイルームを出ることになったのですが...立てません。
「立て」ともう一度言われて、なんとか立ち上がり
「何か...何か言わないと...」と思ってどうにか
搾り出したのは...
「(見せて頂いて)有難うございました」と。

氷の溶けたジュースを口に含んでも
熱も疼きも取れません。

主様が席を立たれ、ボックス席に一人になりました。
道を開けるためにソファのすぐそばに降りて
床に膝をついていたのですが、そのまま戻れずにいました。
ソファに手をついて、顔は主様が向かった方向だけ見て。

そして、戻られてやっとソファに戻って
それから、「ロッカールームに行きます」と
今度は私が席を立ちました。

以前chatで話した中で出てきた話で
一度だけ使って、そのままKさんがここに寄付した
コスプレ衣装があったのです。
すぐに「これだ」と思って、手に取りました。
ゆっくり、新しいワンピースを脱いで、
少し震える手で、衣装を纏っていく。

着替えている時にKさんの声が響いた。
単独さんとプレイされているんだ...。
結果として私はその時間は見ていないのですが
声だけで想像してしまい、ロッカーでもたもた。
主様も、誉めてくださった...浴衣姿で
私はハーフアップにしていた髪をフルアップに直して
出ようとしたところで、遅いので様子を見にきた主様と
遭遇する。一瞬、ビクっとする。

...浴衣姿は変だったかな(−−;

そして主様と席に戻ると、かなり増えてました。
Kさんがプレイを終えて戻ってこられると
浴衣が自分の寄付したものだと気づいてくださって
私も着替えてよかったと思いました。

先日Kさんが参加した企画のビデオがあるという事で
4人で見ることになり、移動しました。
2人用のソファに4人で座って(狭)見ました。
音がうまく入ってなかったようで、でも、音が無くても
その場所の空気などはしっかり伝わりました。
Kさんは自分のプレイをはじめて見て恥ずかしそうでした。
私にはとても衝撃的な映像で、先程のプレイもあって
意識は飛び飛び、頭も朦朧としていました。
体が疼いて、どうにかなってしまいそうだったのです。

途中で席を立ち、トイレに行ったのですが
ボックス席とカウンターを通過する時に男性の視線が
痛くて怖くてビクビクしながら戻りました。
猫背だったか...よほど変な顔だったか...
でも、主様の言った答えを聞いて、「...」でした。

ビデオを見終わると、
「ご褒美をやろか」とKさんの主様はKさんを連れて
席を立たれ、隣りのブースで御奉仕をされていました。
そこでやっと...このバーで初めて、主様が
私にキスを、そして胸に触れてくださいました。
...が。
私がキスだけで逝ってしまったのです。はじめてです。
何度もカラダを震わせて、でも触れられたのは少しなのに
深く、逝ってしまったのです。

時間が来て、Kさんカップルが出られる時間になり
私と主様も一緒に出ることになりました。
浴衣からもとの服に着替えていると、Kさんが
シャワーから出てこられて、そこでやっと??
ちょっとだけお話が出来ました。おみやげも渡せたw

帰り道もおぼつかない足取りで主様にしがみついて
駅まで歩いて帰りました。プレイしてないのに...
感情移入しやすいんだと、主様は仰ってましたが
本人はまったくもって、自覚がありません。

こうして、念願の初ハプバー体験は終了しましたが。

...

話せる機会にすでに壊れていたので、
ちゃんとお話できなくて申し訳ありませんでした。
Kさんと正反対でした。苦笑。
Kさん、Kさんの主様。
今日は逢瀬の時間をご一緒させて下さり
本当に本当にありがとうございました。

主様の前での私はいつもこんな感じです。
単品(!)とはイメージが違うかもしれませんが
これからも、よろしくお願いします。
またチャットでお話してくださいねw


2005年11月08日(火)
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