せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年05月06日(月) |
「陽気な幽霊」稽古&西野さんとうち合わせ |
昨日の続き。 前回、前々回とお休みだったマッスーが復帰。 オープニングから、ここ数日ずっとやってたところを、二つのチームでそれぞれやってみる。 マミーは風邪気味で体調が悪い。 なかなかやりとりが成立していかないので、きつめのダメを出す。 マッスーは、絵に描いたような「バカノンケ」を楽しそうにやってる。 ノグが演じるのとは、かなりテイストが違うけど、なかなかおもしろい。 ゲイである僕が「絵空事」として描いたノンケのキャラを立ち上げるという意味では、マッスーの方が、大胆で、大がかりだ。 「女優」と「女形」の違いってこういうものなのかな?とちょっと思った。 ヨシオは、まだ台詞でいっぱいいっぱいになっていて、場面がはずんでいかない。 続きは明日。 稽古の後、僕は、新宿で、11月の台本の原作を書いていただく西野浩司さんとうち合わせ。 阿佐ヶ谷から、大久保通りで新宿まで、自転車で行く。約40分。 二丁目のココロカフェで待ち合わせ。 シノプシスを教えてもらって、今月いっぱいが締め切りのパレードのガイドブックに掲載できる広告データを作りたいというのが、僕からのお願いだったのだけれど、それはしっかりしたシノプシスとプロットを用意してきてくれました。 「ハッピーエンド」というタイトルは本決定になったので、これからさくさく準備をすすめていきます。 ストーリーと人物についてもちゃんと話をうかがうことができたので、これから、キャスティング案を考えていこうと思います。 西野さんにお願いしたのは、舞台用のお話だからって、舞台化しやすいものを……というふうには考えないでほしいということ。 それは、いつもの僕のやり方なので、そうじゃない、「え、そんなの舞台になるの?」というような「無理難題」をたくさん用意して下さいと話す。 映像では無理なことでも、舞台では、どんなことでもできてしまう自信が僕にはある。 それは、お客さんの想像力の助けを借りてということなんだけどね。 それでも、つい、自分の「手の内」で作ってしまってる、僕の芝居を、もうひとつ大きくしてもらえたらと思ってる。 今日はおもしろい話がたくさんできて、大満足。 6月いっぱいをめどに、もう一段階くわしいプロットをもらって、僕はそこから、台本化の準備を始めようと思う。 とっても楽しみな作業になりそうだ。 どうぞよろしくお願いしますね。西野さん! ココロカフェの隣の席に、「グランディーババレエ」を観劇帰りのジャスミンさんがいらっしゃって、びっくり。 あれこれおしゃべりをする。 ジャスミンさんたらば、しっかり「ドラァグ」姿をしていて、「これで劇場の客席にいたのね」と思うと、すごい!の一言。かっこいいったらありゃしない。 うち合わせ終了後、僕は、さくさくと帰宅。もちろん自転車でね。 新宿からは30分。こころなしか「タイム」が縮まっている。 これもトレーニングの成果かな?
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