せきねしんいちの観劇&稽古日記
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雨降りなので、自転車での稽古場行きはパス。 これから、はっきりしない天気が続きそうで、ちょっと残念。 今日の稽古には、友達のカメイくんが来てくれた。 彼はヨシオの大学時代に同じ劇団に所属していた間柄だそう。 基礎トレをたらたら始めて、それから稽古に。 今日は、これまでのところを通してやってもらってから、その先に進んでみる。 それは、つまり「僕の登場」ということだ。 初めての立ち稽古。 まずは、初演以来ずっとやってるマミーと。 いやあ、緊張しました……。 このところの「演出するカラダ」と「演じるカラダ」はやっぱり別モノだったのねと痛感。 かなりあたふたしながら、1場の終わりまで。 この場面を以前やったときとの違いが、いろいろわかる。ていうか、感じられてしまう。 前はもっと「軽く」動いてたよね、とか、そんなこと諸々。 続いて、今回初めてのハヤセくんと。 前にやってたことをなぞろうとするのは、やめて(わりと)、こう来るならこう行くみたいなことを心がけたら、少しラクになった。 でも、やっぱり、カラダは重い(!)。 続いて、2場の大学のキャンパスの場面を。Aチームと。 ここでは、マミーとヨシオとノグと、バシバシ絡む。 アンド、ずっと動き回っている。 1場の稽古でかなり「息が上がってた」んだけど(笑)、このへんになると「ランニングハイ」な状態になってる。 終わりまで通して、ほとんど死にそうになる。あ、僕だけじゃなくって、マミーも汗だくさ。 ノグは「汗かかないんだよね」とか言っちゃって、憎い! 最後に、ヨシオとの絡みを小返ししておしまい。 体力的にはいっぱいいっぱいなんだけど、だんだん楽しめるようになったかんじ。 覚悟は決まったっていうかね。 いつもの「動かない」芝居とは全然違う芝居を僕はしてる。 うるさいくらい動き回って、走り回って。 いつもと違うカラダのかんじが、だんだんつかめてきた気がする。 ていうか、これから始まるのねってことかな? 帰りは、雨は小降りになってたんだけど、ちょっと歩きたくって、阿佐ヶ谷から高円寺まで徒歩。 汗かいたカラダに涼しい風がいい気持ちだった。 これまで演出のみだったんだけど、今日から、僕も役者として参加ってかんじだ。 もっともっと楽しんでみよう。
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