せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年05月07日(火) 「陽気な幽霊」稽古

 雨降りなので、自転車での稽古場行きはパス。
 これから、はっきりしない天気が続きそうで、ちょっと残念。
 今日の稽古には、友達のカメイくんが来てくれた。
 彼はヨシオの大学時代に同じ劇団に所属していた間柄だそう。
 基礎トレをたらたら始めて、それから稽古に。
 今日は、これまでのところを通してやってもらってから、その先に進んでみる。
 それは、つまり「僕の登場」ということだ。
 初めての立ち稽古。
 まずは、初演以来ずっとやってるマミーと。
 いやあ、緊張しました……。
 このところの「演出するカラダ」と「演じるカラダ」はやっぱり別モノだったのねと痛感。
 かなりあたふたしながら、1場の終わりまで。
 この場面を以前やったときとの違いが、いろいろわかる。ていうか、感じられてしまう。
 前はもっと「軽く」動いてたよね、とか、そんなこと諸々。
 続いて、今回初めてのハヤセくんと。
 前にやってたことをなぞろうとするのは、やめて(わりと)、こう来るならこう行くみたいなことを心がけたら、少しラクになった。
 でも、やっぱり、カラダは重い(!)。
 続いて、2場の大学のキャンパスの場面を。Aチームと。
 ここでは、マミーとヨシオとノグと、バシバシ絡む。
 アンド、ずっと動き回っている。
 1場の稽古でかなり「息が上がってた」んだけど(笑)、このへんになると「ランニングハイ」な状態になってる。
 終わりまで通して、ほとんど死にそうになる。あ、僕だけじゃなくって、マミーも汗だくさ。
 ノグは「汗かかないんだよね」とか言っちゃって、憎い!
 最後に、ヨシオとの絡みを小返ししておしまい。
 体力的にはいっぱいいっぱいなんだけど、だんだん楽しめるようになったかんじ。
 覚悟は決まったっていうかね。
 いつもの「動かない」芝居とは全然違う芝居を僕はしてる。
 うるさいくらい動き回って、走り回って。
 いつもと違うカラダのかんじが、だんだんつかめてきた気がする。
 ていうか、これから始まるのねってことかな?
 帰りは、雨は小降りになってたんだけど、ちょっと歩きたくって、阿佐ヶ谷から高円寺まで徒歩。
 汗かいたカラダに涼しい風がいい気持ちだった。
 これまで演出のみだったんだけど、今日から、僕も役者として参加ってかんじだ。
 もっともっと楽しんでみよう。


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