せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEXpastwill


2002年05月09日(木) 「陽気な幽霊」稽古

 今日も9時までなので、あたふたと。
 1場の柾と健ちゃんのやりとりを両チームにやってもらってから、Bチームの2場を初めて立ってみる。続いて、Aチームも同じように。
 マッスーの健ちゃんは、この場面でもやっぱり「壊れて」いて、やりなれたノグとは違って、あちこちでぎくしゃくしながら、それでもなかなかおもしろかった。
 僕は、今日、自分のカラダをもてあましていたかんじだ。
 次がどうなるかわからないと、思い切って動いてしまうことができないみたいな。
 ずっと昔のこの芝居の「初演」の頃を思い出した。
 劇場もOFFOFFシアターだったんで、「そんなに」走り回ったりはしなかった。
 ってそんなこと考えてしまってるってことは、やっぱり芝居を楽しんでなかったってことなんだろうね。
 もっともっとやりたいのに、現状は、まだまだだ。
 みんながどうこうってことじゃなくって、僕の問題。
 気持ちよりも、お客さんの予想よりも、ずっと先に「軽やかに」動いてしまってるカラダがほしいな。今回の僕の目標は、それに尽きるかんじ。
 段取りがきっちり決まらないうちに、ちゃんとした軽やかなカラダでいるためには、それこそ全部の神経を張りつめて、のびのびと楽しんでなきゃいけないみたいだ。
 これはなかなか難しい。でも、やりがいはある。今だからこそね。


せきねしんいち |MAILHomePage

My追加