せきねしんいちの観劇&稽古日記
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10時入り。 今日は、杉本さんの取材がずっとある。 「密着!」ってかんじなのかしら?と思ってたら、それほどでもなくてほっとする。 Aプロの千秋楽は1時開演で、今回初のマチネ。 このホールは、外の光が入ってきてしまうので、その漏れをふせぐのがほんとに大変。 サッコさんがいろいろ工夫してくれた。感謝。
*ここまでが6月に書いてた日記です。 ここから後は、今思い出してる「まとめ」ってかんじ。
昼夜とも、大きな事故もなく終了(したと思う)。 どこで飲むの?ってかんじの渋谷なんだけど、「がんこおやじ」という居酒屋さんで打ち上げをしました。 その後はどうしたんだっけ? 音響の亜弓ちゃんと遅くなって合流して……というような記憶があるんだけども。 終わって、三ヶ月が経った今(!)、よくあんなに動いたもんだわとしみじみ思い出してます。 それでも、初演に比べれば全然なんだけど。 これが最後と思ってたこの「陽気な幽霊」ですが、もしかしたら、これから先も、ごまかしごまかしやれるかもしれないな、そんなことを考えてます。 ほんとにおとぎ話のメルヘンのようなこの芝居が、僕はやっぱりとても好きです。 この9月に東京レズビアン&ゲイパレード2002の実行委員長をしながら、僕は時々この芝居のことを思い出してました。 パレードの当日、それまでの大雨が嘘のように晴れた、青い空を明治通りから見上げながら、この空のどこかにきっと、今の僕たちを見てくれてる人たちがいる、そう思っていました。 何度も再演を重ねられているというのも、この芝居のとても幸せなところだと思います。 いつも、ぎりぎりで仕上げる芝居の登場人物はなかなか、僕という個人を離れていきませんが、この芝居の中の「霊ちゃん」は、勝手に一人歩きをしているような気がします。 またいつか会えるといいな。 そのときまで、現役の動ける役者のカラダをキープしたいなと思いつつ。
「陽気な幽霊」の上演台本は、近く(10月中くらい?)に、HPにアップしたいと思います。 舞台写真も合わせて公開したいと思いますので、どうぞお楽しみに。
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