せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年09月30日(月) |
「モンスターズインク」 |
ツタヤにビデオを探しに行ったのだけれど、貸し出し中。 探してたのは、ディートリッヒの「情婦」。 麻実れい主演で今公演中の「検察側の証人」(アガサ・クリスティ原作)の映画化作品。 どうしようかなと思いながら、新作のコーナーの「モンスターズインク」を借りてしまう。 「キッズビデオ」ということで2泊3日で200円。 映画館で見たのだけれど、今回は日本語吹き替え版。 ホンジャマカの石塚英彦と爆笑問題の田中裕二が主人公の声をやっている。 「どんなもんかしら?」というくらいの軽い気持ちで見てみたら、これがとってもよかった。 二人ともとってもいい。 何よりも、この「モンスターズインク」という映画は、字幕を追うより何より、映像(=CG)の見事さを堪能するに限るんだということがよくわかった。 映画館では、当たり前のように見てしまった、細かいディテールがそれはそれは丁寧に作られているのだということがわかって、感動した。 主人公サリーの毛の動きとか、光の移動に伴う影のゆらぎ方とか。 オリジナルのビリー・クリスタルももちろんいいんだけど、こっちの吹き替え版の方が、より本来のおもしろさを堪能できるんじゃないかと思う。 ビデオの始めに入ってる「予告編」が延々と15分間もあって、びっくり。 「美女と野獣」のスペシャルバージョン(?)はやっぱり見てしまうんだろうな。
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