せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年10月01日(火) 台風 「HAPPY END」稽古

 珍しい、火曜日の稽古。
 今朝まで「明日」だとばかり思っていて、あたふたとする。
 東京は、「関東地方に上陸するものとしては戦後最大」な台風が来るそう。
 朝から雨が降ってるけど、これって台風なの?ってくらいの静かなもん。
 「HAPPY END」のフライヤーの入稿に佐賀町のプリントネットワークさんへ行く。
 いつも松浦くんに宅急便で入稿してもらってるんだけど、今回は、僕が持参する。
 今回、表のデザインは、いつもの松浦くんなんだけど、裏面をパレードのガイドブック等のデザインをしている柳瀬浩史さんにお願いしてる。
 水天宮前で地下鉄を降りて、隅田川大橋を渡る。
 こないだ読んだ、藤沢周平の「橋ものがたり」の舞台、深川は、ほとんどこのあたり。
 データの確認をしてもらってから、前回の「陽気な幽霊」がとっても立派な(分厚い)用紙だったので、少し薄くしてもらうようお願いする。

 日が暮れてから、だんだん風が強くなってきた。
 JR新宿の駅では、「不通になる可能性があるので、早めにご帰宅下さい」なんて案内してる。その話を稽古場でいっこうちゃんにしたら、「走らす気ないのかい?!」と、つっこんでた。
 案の定、新玉川線の渋谷はすごい混雑。
 みんな帰るのね。
 そんな中稽古場に向かうのもなんだか不思議なかんじ。
 三件茶屋の町なかはほんとにひとけがない。
 あとで、いっこうちゃんと話したんだけど、「みんな帰ったのね」ってかんじ。
 稽古は、今日も基礎トレを細々と。
 久し振りなので、お互いにさわる稽古を重点にする。
 相手を受け入れるとかね。
 ほんとは、そんないろいろは僕にこそ必要なことだったりするんだけど、人数の都合で僕は見学の人に。
 稽古の間、すごい風が、窓に吹き付けてる。雨はそれほどでもないみたいだけどね。
 9時半過ぎに少し早めに終わって、下に降りていくと、管理人(?)のおじさんが「7時半に川崎に上陸した」と教えてくれる。
 てことは、もう「終わった」ってことなの?とみんなで拍子抜けなかんじ。
 雨もほとんど降ってないし、風もやんでる。
 帰りの電車は、日曜日or終電のちょい前なくらいの空きぐあい。
 なんだか不思議な夜。


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