せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年10月10日(木) 星空

 台本のことをあれこれ考えるのに、僕は、よく夜中の街を歩く。
 もともと歩くのは好きなんだけど、部屋でじっとしているとだらだらと眠ってしまいそうで、おもいついたことをぶつぶつしゃべりながら、歩きまわっている。
 夜空はいつの間にか、すっかり冬向きに模様替えだ。
 オリオン座が、高く、きれいに上がってる。
 天気のいい、夜明け間近には、流れ星がいくつも落ちてくる。
 願い事を言おうとするよりなにより、流れ星を見た!ってことがうれしくて、もう満足している。虹も稲妻も大好きだけど、流れ星の方がやっぱりうれしいのはなんでだろう。
 一つ、見つけると、つい空を見たまま立ち止まってしまう。怪しい人になってしまうのはマズイので、僕は、この頃、上を向いて歩くのがうまくなったかもしれない。


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