せきねしんいちの観劇&稽古日記
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いつも舞台監督でお世話になってる笹原千寿さん=サッコさんが出演する、ROYAL BLUE公演「圏外」@アートスペースプロットの仕込みのお手伝いに、朝から出かける。 ノグとマミーと三人で、平台を敷いて、パンチを敷き、パネルを移動し、ベニヤを塗る。 こんなにちゃんと仕込みの作業をやったのは、とっても久し振りだ。 この頃は「よろしくお願いします」と任せてしまっていることが多い。 フライングステージが始まった頃、全部、自分でやろうとしていて「少しは人に任せなさい」と言われ、「僕が動いてばかりいたんじゃだめなんだ」と思うようになったのだけれど、この頃は、ちょっと動かなさすぎだったかもしれないなと思う。 限られた時間の中で、どれだけ要領よく仕込んでいくかということを、高校演劇やその後のアングラ系の舞台で、僕は教えてもらった。その頃の仕込みは、今考えると「どうして?」ってくらい怒号が飛び交う「戦場」のようなところだったなあと懐かしく思い出す。あの頃はどこもそうだったんじゃないだろうか? 7月の「Four Seasons」の舞台は、今日のように、みんなと一緒にわいわい仕込んでいきたいなと思った。
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