せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年08月09日(土) 台本印刷 トレーニング

 台風の日。
 16時から青年劇場さんで台本の決定稿の印刷。
 二丁目のはずれ(真ん中?)にある青年劇場さんの事務所の応接室をお借りしての作業。
 チャリティ・オークションの出品の申し出の連絡が次々入って、その都度、用紙を修正していく。ほんとにありがたい。
 台本もすりあがり、すべての印刷が終わって、駅に向かう。
 明日はいよいよ本番だ。
 くまがいさんと篠原さんは、サザンシアターへうち合わせに。
  
 夜は、フライングステージのトレーニング。
 連絡はしていたものの、すっかり遅くなったので、渋谷からタクシー。
 前回に続いて、ワタルくんが来てくれている。
 彼は、このあいだ、世田谷パブリックシアターの「先生のための」ワークショップを受けたそう。そんな話もいろいろと。
 前回の呼吸法と発声についてのトレーニングのつづき。
 二人組で身体を動かしてもらいながら、いつもの「遊んでしまう」トレーニングとはちょっと違う「講義」中心なかんじ。
 今日は、身体を意識化するということをやってみる。
 呼吸から、発声まで。発声練習の声を、台詞の声にどう「つなげて」いくかということを。
 どんな発声練習のテキストにもこの発声練習の声を芝居のときの声にどうつなげていくかということは書いてない。
 それは、つまり自分で見つけなくてはいけない道すじなのだけれど、ただ大声を出す発声練習をしていたって、いつまでたっても、いい声で「しゃべれる」ようになんかなるわけがない。
 その、道筋を自分で見つけることが大事なんだということを話す。
 次回はもう少しいろいろやってみようと思う。
 ただ訓練をくり返すんじゃなくて、どうしてやるのか、何のためにやるのか、それをどう活かしていくのかと、考えてもらいたい。そんなトレーニングだ。

 マミーに高円寺から持ってきてくれるよう頼んでおいた荷物がとっても重くて、歩くのが大変。
 三軒茶屋から乗りっぱなしで帰って、電車を降りようとしたら、腰が固まっていて、一瞬立てなくてびっくり。
 あわてて降りたら、腰と右の膝がおかしくなってる。
 またぎっくり腰復活のいやな予感。
 風の中、無理矢理乗ってきた自転車に乗れば平気かと思ってたら、荷物が多くてバランスが取れず、あえなく今日二度目のタクシーに。
 部屋に戻って、横になるが、なかなか寝付かれず結局朝まで起きてしまう。


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