せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年09月05日(金) |
MA「ミラノメンズ・パリメンズ」「ワンダーズ」 |
朝から、録音。今日は、パリとミラノの2004春夏メンズコレクション。露出度高し、水着がいっぱいのうれしいコレクション。 モデルの好みとしては断然ミラノ。 今日のお相手は、中出順子さん。エクササイズの成果は今日もばっちり。来週からのミラノとパリのコレクション取材で太らないかと心配してた。 今回のコレクションは、僕的には微妙なかんじ。 グッチのトム・フォードの提案するカウボーイスタイルは、ダサさとかなりすれすれのところで成り立ってる。デニムのパンツに折り目がついてるとかね。 エディ・スリマンのディオール・オムは、スリムなラインがかっこよくて好きなんだけど、今回は妙にちゃらちゃらしてるし。 ヴィトンのマーク・ジェイコブスのラインは、80年代風、ダブル六つボタンのジャケット。 ギャスパール・ユルキエビッチのショーは、まるでゲイの4P。4人のモデルがソファーだけがある空間に一人ずつ登場。一人が大きく股をひらいてソファに座ると、もう一人がその股間に顔を近づけて座る。次の一人は、座った一人のお尻に顔を近づける。最後に登場した人は、ソファの後に立って、最初に座った人の顔を自分の股間に……。こんなんばっか。 音楽もない無音の空間で繰り広げられるパフォーマンス。服自体はカジュアルなニット中心のスタイル。点数も16点のみ。じっくりと服を見たっていうかなんていうか……。モデルさんも、イケメンていうよりは、30代のたぶん俳優さんなかんじ。でも、まあ、おもしろかったかなと。
夜、新宿の安田生命ホールに「ワンダーズ」の発表会を見に行く。 会場で三枝嬢と合流。 二十代の前半からおつきあいがある菊間まさおさんのジャズダンススタジオ発表会。 彼には、ずっと昔、うちの芝居にも出てもらったことがある。 僕も、彼の発表会に出たことがある。踊ったこともあるし、裏を手伝ったこともある。 五年ぶりの発表会、とってもなつかしかった。 みんなほんとに変わってないなあと思いながら、僕はなんて変わってしまったんだろうと、自分の不摂生がうしろめたい。 終演後、ほんとにさくっとご挨拶。 裏を手伝ってる山崎君と丁田くんと会い、一緒に帰ってくる。
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