せきねしんいちの観劇&稽古日記
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三枝嬢と三軒茶屋でうち合わせ。 通販のカタログを前に、どれがいいかと検討する。 秋冬物はまだ平気なので、在庫があぶなくなっている夏物を選ぶことに。 あらかじめ候補を見つけて置いてくれたので、さくさくと決まる。 うーん、これでだいじょぶかな? 届くのが楽しみ。
古着やさんの白い着物は、やっぱり裏についていたので、上下で別れてしまっていて、一着の着物にはなってなくて、アウト。この分の代金を返してもらってきた。
部屋にもどって、着物をいろいろ見ていたら、真っ白じゃないけどクリーム色の着物を発見。そうだ、「サド侯爵夫人」のルネで着たんだった。うっかりしてた。明かりが当たればなんとかなるだろう。 そのうちにもう一枚発見。こちらは縞の綸子っぽい布地。これを明日持っていこうと思う。 うちに着物、それも舞台で着てしまっていい、ややくたびれた着物があるのは、柴又の料亭に勤めていた伯母の形見がたくさんあるからだ。 仕事で着ていた汚れが目立つものや、まだ仕付けをとっていない小紋など、着物道楽だった独身の伯母は、芝居道楽(?)な僕をとても助けてくれている。 仏壇に毎日手を合わせるのは実家に戻ってからの習慣だが、祖母や父、伯母に伯父、それに犬のモグの写真までもを一緒に見て、挨拶をしている。 話しかけることはさすがにないが、ふと「ありがとうね」と言っていることが多いのにこの頃気がついた。 台本、いろいろ書いてみる。僕の演じる母親役がちょっと微妙なかんじで立ち止まっている。
初日まで、あと47日!
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