せきねしんいちの観劇&稽古日記
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「祝/弔」で共演したコガさんが、「ジェラシー 夢の虜」を見に来てくれて、差し入れにキャットフードをくれた。カリカリじゃない缶詰だ。 ベランダにやってくる猫たちには、いつもカリカリしかやっていなかったのだけれど、公演が終わってすぐ、猫たちにもお裾分けというか、僕が食べるわけにはいかないので、缶詰を出してみた。 大喜びで食べていたのはいいのだけれど、その後、いつものカリカリを食べなくなってしまった。 猫ってそういう生き物だよねえと思ったが、ここで、カリカリをやめて猫缶に切り替えるというのも、負けを認めるようでくやしい。というか、いつもはカリカリ、時々猫缶というペースに慣れてほしい。 というわけで、食べるまで他のものはやらないよという意地を通した結果、猫たちはカリカリを食べる日常にもどってきた。 今朝、久しぶりにコガさんの猫缶をあけてみたところ、ベランダに黒いのがてくてくやってきた。 間近に見るのはけっこうひさしぶり。心なしか少しやせたような気がする。 いつも一緒のトラの姿は見えず、一人で全部を平らげてまたひなたぼっこに戻っていったのを見届けて、仕事にでかけた。
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