パノラマ島日記...奏太朗

 

 

じぐじぐ。 - 2005年03月08日(火)

夕方にうちの玄関のチャイムがなりました。
ドアを開けてみると青年が立っていました。
そして一礼をして喋り出しました。
「今晩和。わたくし××会と言う障害を持つ子供達の作業所の者です。
今回その作業所の子供達が一生懸命袋詰をしたフキンを持ってきたんですが
買って頂いてそのお金は××会に寄付されます。
宜しくお願いします!」
……?
意味が分からない…
フキンを買えと?
幾らなの?
ってゆーか、何?アンタ誰?
青年の目はキラキラと輝き
明らかに自分のボランティア行為に陶酔している様子。
何?
だからその善行に参加させて貰える事を喜んで
ほいほいと金を出してソンナモンを買うとでも?
誰が買うか馬鹿タレーーー!!
「いりません」
と言うと
「買って頂いたお金は××会の子供達に寄付されるんですけど…。」
だから何なんですか。
何で買うことを前提に話をするんですか。
絶対買うとか思ってるんですか。
商品の説明もナシに。
こちとら金に困ってんだよ。
おめぇらなんぞに遣るハシタ金は持ち合わせちゃいねぇんだよ!
と思いつつさっきより強い口調で
「いりません」
と言うと
「そうですか、夜遅くに失礼しました!」
と爽やかに帰っていきました。
ああ、嫌だね…
ああいうボランティア中毒者は。
「障害児のお世話をボランティアでしちゃってる俺って
カッコイー青春してるーイカすー輝いてるー善人ーイイ人ー心広いー
ビバ!ボランティア!
ビバ!非差別社会!
ビバ!道徳心!
ビバ!素晴らしい俺!」
とか思っちゃってるんじゃないの??
カンチガイですから。
ただでさえむかつくってのに
第三者を巻き込まないで頂きたいわ。
特に僕。
迷惑。
苛々。
大嫌いだ。



-




My追加

 

 

 

 

帰路
前の日  次の日

 Home