広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年07月31日(月)  
  私なりの一日目。 

=7月24日=

朝から仕事が手につきません。
そわそわして時計ばかり見て。
15:00に仕事あがって、そのまま空港へ行く予定だったのに、
そわそわしている私を見かねた店長が30分早く退社させてくれて。

はやる気持ちをおさえつつ。
快晴の新千歳空港を定刻通り16:25、飛び立ちました。

広島に近づくにつれて天候悪化、揺れる飛行機。
私の気持ちも不安になる。
ちゃんと迎えにきてくれるかな?ちゃんと着くのかな?

機内では、しおんに手紙を書いたり、本を読んだり。
あっという間に着陸態勢。

目が悪い私は、しおんらしき人を確認したにもかかわらず、
今ひとつ自信がなくて、気の利いたリアクションができず。うぬぬ、悔しい。

そうして、やっとやっと触れたしおん。
ちょっと痩せたね。顔が細くなってた。疲れてるのね、と心配。

車に乗ってる間も手を繋ぎたくて。
ちょっとの時間でも、触れ合っていたくて。

初ガスト・初ポプラ。

そして何より、初めて見る貴方の家。
ここで貴方は暮らしているんだ。
ここで貴方は働いているんだ。

そう思うと、なんだか涙が出た。

たくさんの川、たくさんの橋。
初めて見る広島の風景。
初めて感じる広島のにおい。

たくさんたくさん心に焼きつけておかなくちゃ。

そして久しぶりに、しっかりと目を見て言える『愛してる』。

たくさんキスして、たくさんして。
二人並んで抱きあって眠れる幸せを、強く感じた夜でした。

■ 今日の気分 ■

逢いたいなあ。

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: 筆 : しおんとゆき  
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