*未完成のお城*

2002年12月24日(火)  拒絶反応。

あたしに構わないで。
見ないで。
もう、忘れてよ。

同じことをまた繰り返す。

同じ処で怖くなったから。

だってきっと好きになれない。
もう分かってしまった。
あたしには未だ時期じゃない。

声を聴くのも嫌だと言ったら彼女はまた怒るだろう。
「そんなこと言わないで、もう少しだけ頑張って」と
優しく痛いほどに正しいことを言うのだ。

嫌だ。
本当に嫌だ。
如何しよう。もうどうしようもなく嫌だ。

我侭なのは知っている。
自分勝手なのも知っている。

だけど、どうしようもなく、ただ嫌悪感しか感じないんだ。

其れを隠してまで交流していくのと、スッパリ切るの、どっちがイイんだろう。

あたしは後者がいい。
彼女は其れは駄目だという。

もういいよ。
もう無理だよ。

泣きそうになる。
叫び出したい衝動に駆られる。

好きになれないのに。

あたしはどうしようもない欠陥品だ。


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