Art-Hanaの日記

2005年09月19日(月) 中秋の名月

今宵は中秋の名月であったんやが、日中は30度を超す夏のぶり返しのような蒸し暑さで往生した。この中秋の名月というのは陰暦で8月15日の月を「十五夜」「中秋の名月」などといい。今年は新暦9月18日にあたる。陰暦では7〜9月が秋、ですので。そこで8月は秋の中の真ん中の月なので「中秋」と呼ばれるそうで。古来、日本人は月をめでて来ましたが、やはり満月が一番美しいものとされて、その中でも中秋のこの時期は空気が澄んでいて、最も美しい満月が見れるということで、平安時代初期に、この日月を見ながら宴会をする風習ができたそうで、これは観月宴とか月の宴と呼ばれ、当時は月を見ながら即興で和歌を読み、その出来をみんなで評価しあって酒を飲んで楽しんではったそうで、この行事が定着して、月の見える所にすすきを飾り、月見団子、里芋、枝豆などを盛り、お神酒を供えるようになったらしい。今日の十五夜はあんまりハッキリせずお月さんは ぼぉ〜としてはった。秋の虫だけは一生懸命鳴いてはる。この秋の虫の音も日本人は「あぁ秋やなぁ〜」て風流にしみじみ聞くが、外国のほうでは「ノイズ」になる国があるというので・・・、わたしはそれを聞いた時、何となしに日本人に生まれてよかったなぁ、と思うた。旬旬の風情情緒の楽しさというかデリケートな楽しみが解る分、得やなぁ・・・と。先ほどからTVでシルクロードの再放送をしていた。「シルクロード」のテーマソングは以前の喜多郎さんのが流れていた。わたしはこの喜多郎さんの曲が好きで(いつやったか、わたしのコンサートで弾かしてもろたこともあった・・・)HPの「ほんわかMIDIサウンド」のトップページにも入れてる。が、今度のテーマソング曲のヨーヨーマさんのも良い、好きやなぁ〜。「シルクロード」という言葉に大きなロマンがあるんやと思う。ちなみに日本語の漢字で書くと「シルクロード」は「絲綢之路」と書く。


 < 過去  INDEX  未来 >


Art-Hana [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加