shionの日記
shion


 不思議発見!

はじめて指輪物語を読んでから22年も経ってしまいましたが、生きているうちに映画化されたのを観ることができて、私は本当に幸せです(笑)

ま、細かいことを言えばキリがないのだけれど、映画と原作はいろいろと違いもあって、その辺が気にいらないと思う人もいるようですね。でも、映画化は困難と言われていた作品がこんなに凄いスケールで実現できたんですもの、ええ、私は文句なんか言いませんとも! 

でも、不思議発見!(笑)
「二つの塔」を観た後、原作を読み直しながら、映画のシーンを思い浮かべたりしているのですが、昨日は第3部の「王の帰還」を読み返しておりました。
「王の帰還」ではファラミアとエオウィンが心を通わせるシーンがあるのですが、そこが好きな私は何度も読んでしまいます。

で、不思議発見のことなのですが、映画のファラミアもエオウィンも金髪なんですよね。兄ちゃんのボロミアも金髪だったし…(となると第3部では親父のデネソール公も金髪になってるのかな?)
でも、原作で、ファラミアとエオウィンが知らず手を握り合っているところの描写に「漆黒の髪と黄金色の髪がうちなびきました」という表現があるのです。
この場合、多分、漆黒の髪と書かれているのはファラミアの方だと思うのですが…(あらぁ、まさか、エオウィンの方が漆黒の髪なんてことは…)それより前のファラミアの描写には髪の毛の色のことなんか書かれてなかったのよ〜。
うーん、もっと読み返してみないと何とも言えないですね。ついでに「旅の仲間」から兄ちゃんの描写も探してみるべ(笑)

うふふ。見つけてしまった。
「二つの塔」上巻で、ガンダルフ、アラゴルン、レゴラス、ギムリがセオデン王のもとに行ったときのエオウィンの描写の中に、髪の毛を「金の川のようでした」と記してありました。つーことは、やっぱり漆黒の髪の持ち主はファラミアの方ということになりますね。

こうやって違いを見つけたりするのは、けっこう楽しいのです(人はそれを粗探しと呼ぶ/笑)


2003年03月26日(水)
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