叶うなら、ドラえもんのひみつ道具の一つ、「透けるトン」 を使って、素顔の歳三さんを覗いてみたい。裏面を見てみたい。その前に「どこでもドア」が先かな?会社では切れ者と一目おかれている上司が、家に戻れば別人のように冴えないオヤジになっちゃうように。もちろん、その反対もあれば、裏表のない人もいるけれど。 ← スケルトン使用前妄想がもくもくもく。もしかしたら笑い上戸。んで。一人ウケては、オヤジギャグを飛ばしまくる歳三さん♪無防備に笑った時の顔、破顔一笑。どんな顔をして笑うんだろうな…。声が聞こえてきそうな、はじけた笑顔を見てみたい。んーー。相変わらず、何考えてんだか分からない笑顔だ(ほっとけや) 笑え!歳三。 スケルトン使用中 →「将軍、死す」今夜も良かったです。ここんとこ密度の濃いドラマが続いています。個々の隊士を中心にした血風録みたいな感じ。こういう作り方好きです。いつも時代の渦中にあるのは小市民だもん。松原、河合、武田、谷、そして、次は伊東、平助…。慶喜さんが出てきて、大政奉還…山崎や、源さんも死んじゃうんだ…もう、こんなところまで来てしまいました。再び江戸へ帰っていくまで、足掛け6年。夢のような、走馬灯のような、6年だったろうな…。------ ● 新選組!第36回目の妄想的感想 「対決見廻組!」● ------演出:伊勢田雅也何となく感想の書きにくい回。今更(3週遅れ)なので簡単に…。タイトルの見廻組の大将。伊原剛志。昔から、この役者さん結構好きです。ただ、この佐々木只三郎役は、やんちゃなところがなくて好かんなぁ。確か清水美砂が奥さん役で出ていたドラマ「うらぼんえ」で愛人を孕ます、苛々するほど煮え切らない、典型的な優柔不断な男を好演していました。あと、いなせな旅芸人の役者さんとか。時代劇なら「一弦の琴」の主人公、苗の豪放明快な叔父さん役が印象に残っています。それから何と言っても、この回、目立ったのは、伊東甲子太郎の有能ぶり。容保候の御前で。火事の現場で。公でも堂々と意見ができる。学があって、剣術もできて、人望もあって…。歳三さんとは、随分、違うなぁ。はは(涙)伊東と土方の相性が良かったら、少しは行く末違っただろうか…。離脱した伊東達をだまし打ちのような形で殺戮しなければ、近藤は恨みを買って、残党に狙撃されなかったかもしれない。板橋で加納道之助に正体を見破られなかったかもしれない。その原因を作ったのが、新選組や近藤を第一に思う、土方の執拗なまでの執念や、頑なな信念だったとしたら、あまりに悲しい。合理主義で計算もできる賢い男が、どうして、こう頑なに、真っ直ぐに突き進んでいったんだろう…。だから。いっそう無器用な歳三さんが愛おしい…のかな。その他の登場人物。人斬り、血、ダークなイメージが強い大石鍬次郎。周平への絡み方は、まるでいじめっ子。何だか子どもっぽすぎて、イメージが合わないなぁ…。山崎さん。この頃、地道に大活躍です。入隊試験の時に自ら土方らに言ってたように、ほんまに目立たない人。(この時は土方の横には、まだ山南さんが居ましたねぇ。懐かしい)彼の晴れ舞台もちゃんと用意されているといいな。最後くらい華々しく。最後に。にへへ。采配を振るう近藤さんの姿を誇らしげに見て、「はい」なんて頷いている歳三さん、やっぱりいいなぁー。可愛いー♪ Sako