体育の日も近いですが、スポーツとは無縁の体になりつつある体型…。どこかにしまい込んでいる万歩計、また探そうかなぁ (・_・)花の大運動会 その2 赤組応援団 副団長は もちろん、この人!(ち、ちょっと気持ちワルイ!?歳三さん)土方さーん。どっち向いて応援してるんですか?沖田さん走ってますよ(平助)日曜日のこの時間ほんとによく地震が起きますね。日記を付けてる10日にも、新選組!放映(第40回)中にテロップが。地震も興味があるんでしょうかね。新選組を離れる決意をした藤堂平助と、沖田総司の会話シーン。子ども達もじっと見入っていました。以下は、前々々回の感想です。(新選組!37回目の妄感)------ ● 新選組!第37回目の妄想的感想 「薩長同盟締結!」● ------演出:清水一彦軸になったのは二つの事件。一つ目はいうまでもなく。★薩長同盟新選組を除けば、そもそも時代小説にはまるきっかけは、司馬遼太郎さんの「国取り物語」とか「関が原」を読んでからでした。関が原で豊臣側についた島津や、毛利が、手を組み、倒幕を企てる。歴史って面白いなぁと思う。今、まる子ちゃんが、社会科で、日本の都道府県を覚えているけれど、これだって廃藩置県以前とからめて見てみると面白い。年号や偉い人の名前を暗記しようと思うから、歴史や、地理って面白くなくなるんじゃないかなぁ。今だって、あとから見れば、歴史をつないでる瞬間。そこにいるんやもん。うちら。・たいぎ 【大義】とは。 大辞林 第二版 (三省堂)より 人間として踏み行うべき最も大切な道。・たいぎ-めいぶん 【大義名分】とは。 何か事をするにあたっての根拠。やましくない口実。 西郷どん、長州と手を組むには、薩摩には大義名分がほしい、と。はじめに大義ありきじゃない。勤皇攘夷は旗印で、大局を見て、自国の利益を計算できる西郷さんや、桂さんは、やっぱり政治家なんだなと思う。「社会のテスト、ちょうど幕末・維新のとこやってん」と中3の長女。「桂小五郎の写真見たけど、ドラマとそっくり(石黒さんの桂さん)やな」「んーーー?そうかなぁ。似てる??で。新選組(テストに)出たか?」「新選組なんか出えへんで」そやろなぁ。歴史を知れば知るほどちっぽけな存在。その中のお山の大将。だけど、近藤さんや、歳三さんが政治屋だったら…?たぶん、こんなに好きにならなかったかもしれない。さて。もう一つの事件。★壬生心中 新選組隊士 松原忠司×長州藩士の後家のお初さんお初が松原を抜き身で刺すという意外な展開だったけど、お初さんはどんな気持ちで刺したんだろう。親切者の松原に惹かれる気持ちは女として多少あったと思う。けれど。お初の「どうしてこんなに親切にしてくれるんです?」の問いに、松原が「あなたが不憫だから」と答えた時、私の神経がビクンとした。不憫にしたのは、やむなくであったにしろ、愛しい夫を斬った目の前の男ではないか。その男が不憫だから、という。無神経にもほどがある。お初はきっと松原にそう言わしてしまった自分にも、何か「とが」を感じてしまったんじゃないだろうか。はなっから刺し殺すという計画だったにしろ、松原のあの言葉が引き金になったんじゃないかなぁ…。結局、松原を心配してやってきた斉藤にお初は斬られてしまうのだけど、どのみち自害していたと思う。斉藤がお初を斬ったのは、松原が惚れた女を楽に死なせてやるためか…。松原の人柄は分かるけれど、土方の態度が間違ってるとは思わない。自分が斬った男の後家さんの家に通いづめ世話をやく、それを自慢げにぺらぺら喋るとは…どういう了見だ。という土方。もちろん隊の規律もあっただろうけど、まず自分の美意識に合わなかったんじゃないかな。何たって優しくて繊細な神経の持ち主だもん。松原の名誉を守って、自分を悪者にする土方。それではあんたが損をする、と、心配する斉藤や、近藤さんの丁寧なフォローが入っていたけど…。むしろ、土方なら、松原個人の名誉よりも、組の士気のために、女にやられたことを隠した、そういう展開でも納得がいく。あんまり良い人に持ち上げられちゃうと、とたんに天邪鬼になっちゃうな。★斉藤さんはボケモードを脱出。ほんとにいい味を出していますね。★スーパー山崎さんも今回も地味に活躍中。ちなみにマイベスト山崎さん役は、栗塚歳三「燃えよ剣」の中野誠也さん。そういえば、中野さんの「次郎長三国志」とかTVで見てましたっけ。古っ。引き続き、感想です。(新選組!38回目の妄感)------ ● 新選組!第38回目の妄想的感想 「ある隊士の切腹」● ------演出:山本敏彦ある隊士とは、勘定方、河合耆三郎のこと。切腹に至った原因の不明金、50両は、武田観柳斎ときましたか。んー。よくある一説が、近藤さんの身請け話。これだと理由がよくない?何となく、こっちの方が真実味がありそうな気もしますが…ハイ…。 (^^ゞ話の真相が、西本願寺の侍従、西村兼文の聞き役で明らかにされていくなど、すごく上手く作られてるなと思いました。最後のシーンは泣けますね。飛脚の鈴がとっても効果的でした。最後まで、ただひたすら実家から金が届くのを待ち続ける…河合。切腹の作法も知らないのに死んでいこうとする河合が、憐れで、せつない。普通なら、すぐにでも届くはずの50両。悪い方に動く時は、全てがあてはずれ。得てして、こんなもんですよね。なぜか悪い方、悪い方にいっちゃう。さて。土方。悔やんだってダメですよ。前回に引き続き天邪鬼の私です。自分が欲しかった本を、武田が一足先に入手したことから、金の出所に疑惑を持った土方。一石二鳥とばかり武田を罰し、ついでに本を手に入れよう、などと、そこまで考えたかどうかは別にして。読みの甘さは、山南さんの時と同じ。飛脚が届かなければ切腹しかない、という、不確かな状況で、期限を切ってしまった土方。すかたん。逃げ道がないやん。武田に対しても、上に立つ人やったら好悪で判断したらあかんやん。で。実際のこの事件と、歳三さんのことを考えてみると。妄想です。歳三さんが、この商人出の河合耆三郎を好もしく思っていたかどうか。算盤の必要性は、行商もし、どこか商人風のある(どこかで聞きましたね)歳三さんもよく分かっていたから、認めていたとは思うん。だけど、子どもみたいに武士に憧れていた歳三さんのこと。不明な50両の責任を、金さえあれば、つじつまさえあえば、それも親元を頼って、と考える河合の態度って…士道とはかけ離れていて、もしかして、そういう考え方は嫌いだったんじゃないかなぁ。それとも、「そんなもん親に催促して、プラマイ合わせとけばいいじゃん」なんて、やっぱりそんな人やったやろか。な、時効やから、ほんとのこと言ってみ。歳三さん。ドラマでは出張中の勝ちゃんをすがったり、自分の甘さを悔やむ山本歳三さんの横顔、すごくきれいでした。★脱線 山本さんにやってほしい役 ↓理屈なしに面白い本が読みたくなって、今、山田風太郎の「忍法八犬伝」読んでます。もうはちゃめちゃ。忠義なんてクソ食らえの八剣士。荒唐無稽。出てくる忍法も奇想天外なものばかり。白土三平育ちなもんで、忍法にはうるさいぞ? また気が向いたら感想書きますね。で。その中の登場人物の一人、犬塚信乃。この小説では、女に化けてる怠け者の軽業師、で、一番の横着なやんちゃ者(NHKの人形劇「新八犬伝」の信乃とは、随分イメージが違います)で。山本さん、このやんちゃな青年、犬塚信乃役なんてやったら、すごく面白そう。忍法八犬伝の信乃ですよ。本を読むとき、勝手に山本さんの顔浮かべてるかもしれません。すみません。ファンの方。すごく良かった回だったんだけど、疑問が一つ。前回の話で、左之が破いた掛け軸代弁償の50両。その時は、河合の機転で、給金の前渡しで事なきを得たのに、武田の時にはどうして、そういう処置がとれなかったのかな。それに隊にとっても役に立つ本なら、隊からの出費ということにすれば、みんな丸く収まりそうなもんだけど…。そういう問題ではないッ、と誰かさんに一喝されそう?★介錯した隊士の夢にうなされる斉藤さん。実際、若い斉藤さんに色々と嫌な役目をさせたのは歳三さん。会津城下で斉藤と別れる時、二人の間でどんな会話がされたのか。事実はどうだったのか。知りたいことの一つです。★沖田の病状あと5年、沖田が元気だったら、箱舘の歳三さんの隣で笑っていたかなぁ。そんな総司が見てみたいな。