京のいけず日記

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2004年10月26日(火) 近頃の本屋さん

いつもと違う歳三さんの顔来月から始まる仕事が決定。
さっそく打ち合わせの日が決まった。

派遣とは別に、お世話になっている
仕事先はやはり大切にしたい。
フルと夜コマと土曜日と…。
2月までまた忙しくなるなぁ。

体力持つだろうか。
自分の年齢をふと考えてしまう。

家人が寝静まった深夜、
← こんなことをして遊んでいる
アホな体力はあるというのに。

塾帰りの娘に「お母さん、絵柄変わってへん?」と冷やかされた。
やっぱり変か…?ええやん。ほっとけ。

あーあぁ。ますます精神年齢だけは
低下中。

受験生の母! 分別のある大人!!
こらっ、しっかりやれよ。自分。


今日、仕事帰りによく立ち寄る本屋へ行ったら「新選組コーナー」が無くなっていた。代わりに今度は「義経コーナー」来年も京都商戦おそるべしね。

新選組はまた書棚の隅かぁ…。新作書下ろしや、文庫化のラッシュ、ほんま、いい一年やったねえ。(て、まだ終わってないぞ。大河は)

★通勤文庫 文庫じゃないものもありますが。

・幕末ガルトネル事件異聞 箱館売ります 富樫倫太郎 
 実業之日本社刊 ハードカバー @1900

エンピツ作家さんの日記で知って、面白そうなので探しました。
幕末の箱館が舞台。広大な土地をめぐるプロシア人ガルトネル兄弟と、その陰にうごめくロシアの陰謀。その陰謀を、主人公らと共に阻止しようする土方歳三の活躍が痛快!話の筋にどんどん引っ張られる。惜しむらくは、話の展開を忘れるまで、しばらく再読はしないだろうな、というぐらい。


・土方歳三、沖田総司全書簡集 新人物往来社刊

読むものがなくなると、こういうものを引っ張り出してきます。偽りのない、本人の遺品。歳三さんの字だい。古文がスラスラと読めるといいのになぁ。一通、一通、どんな表情で書いてたんだろう。うふふ。


でも、通勤文庫には重いし、ちょっと不向き。何で、こんな本をバッグに。

・伊賀者始末 戸部新十郎 廣済堂文庫 @638

戸部さんの時代小説結構好きです。淡々として、ウエット感がなくて、おいしい場面では、もっと突っ込んで〜、などと自分勝手に思ったり。この渇きがいいのかもしれません。

新選組ものなら「総司はひとり」と「総司残英抄」。いいですよ。戸部さんの新作が望めないのが悲しいです。


で。このあと忍者続きで、山田風太郎の本をまた買ってしまいました。

話が面白くて、気軽に読めて、通勤文庫には最適ですもん。面白いといえば、今更ですが、吉川英治の宮本武蔵も一気に読めましたね。

そーいえば、「バガボンド」は、まだ始まらないんでしょうか。宮本武蔵といえば、司馬遼太郎も書いています。でも、これ司馬さんの作品だよね、と思うぐらい冷たい感じ。好き嫌いがあるのかな。何だか面白いですね。

ぼちぼち、旬の、好きな作家さんを開拓したいのだけど、臆病で、中々、手が出ません。はまると隅から隅まで読みつくす方なので、いっぱい出版している作家さんがいいな。誰か、夢中になれる作家さんいないかなぁ…。

最近はまた司馬遼太郎でも読み返そうかと思ってます。いっぱいあるもん。司馬さんのは筋も面白いけれど、文に色気?があって飽きませんね。


最後に「コンビニ書店」が面白いです。古い漫画が廉価版で再販になっていたり。思わぬ文庫本が見つかったり。えとう乱星の「総司還らず」もコンビニで見つけましたっけ。なので、コンビニに行くと、本コーナーに立ち寄り、時々チェックしています。

この間、さいとうたかを、の、新選組を見つけて買いましたが、うーん。みんな同じ顔だぞ。これには閉口。どれが土方だーって感じ。 (^_^.)

「無用ノ介」「影狩り」(日光、月光、十兵衛さん)など好きで、昔、買い揃えて読んでいましたが、新選組にはちょっとガックリ。

ちなみにゴルゴ13変わりませんね。今お幾つですか?デューク東郷さん。


Sako