京のいけず日記
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2004年11月18日(木) |
消せるものなら…(新選組! 43、44回目の妄感) |
講習8日目(もしかして、アホな事を始めてしまったかも。54日目まで日記続くだろうか…) 今週2回目の夜コマ連ちゃん。ダンナが出張中。留守中の子ども達が気に掛かる。…家ほっぽり出して、何やってんだろうなぁ。私。
パクリ
今朝 腹が痛くなって 黒谷に着くなり便所に駆け込みました。
思いっきりお尻をだして 人の気配に ふと振り返ったら 容保公が蒼ざめた顔で立っていました。
慌てて 便所の戸を閉め忘れたとです。
は、恥ずかしいー。 消しゴムで消せるなら消したい! …って誰のことやねん。おい。
絶対、トイレの鍵かけたもん。 こっちも驚いたが、 あっちもビックリしただろうなぁぁぁ。
もう3Fフロアのトイレは使えません。 違う階へ行こう。
------ ● 新選組!第43回目の妄想的感想 「決戦、油小路」● ------
演出:伊勢田雅也
薩摩の大久保に、(岩倉卿の信用を得る為に)「近藤を斬れ」と迫られた、伊東甲子太郎。伊東ら御陵衛士達と行動を共にする平助。その平助だけは助けたいと思う土方ら。油小路での斬り合いのさなか、平助は事情を知らない隊士に斬られて、壮絶、奮闘の末、落命する。
何といっても。 平助こと中村勘太郎さんの渾身の演技、表情の変わり具合がすごかった。 つくづく役者さんだなぁと思いました。
今回ジーンと感じたセリフが2つあって、1つは、源さんの
「また一人往ってしまったッ」
この時の源さんの表情もすごかった。 勘太郎さんの役を忘れたような奮闘振りに圧倒され、平助が倒れた時も、悲しさなんか忘れてたぐらいだったのに…。この源さんのひと言で、一気にぶわーっときました。
そして、あと1つが、総司の
「あいつは逃げない。あなた達が思ってるほど子どもじゃないんだッ!」
このセリフは良かったです。
京に行く前、まるで修学旅行にでも行くような、子犬がじゃれ合う様な仲だった総司と平助。この藤原総司さんだからこそ言えるセリフ。
みんなが集まっている時に、総司だけが丹前に着流しの姿で登場する。 セリフや表情よりも、その姿がすごく痛ましい。見るほうも辛いですね。
格好よりも中身だ、とか、よく言うけど…。 格好って、それなりにやっぱり大事なんだなぁ、と思う。
背広、スーツ、作業服、制服、化粧…。それも一種の戦闘服なのかな…? だったら、ジャージに、パンツ一丁(!)…が着流し?
主婦のね、…戦闘服って何だろうな? 普段着と一緒。区別がない。ここまでという時間が見えない。24時間、奮戦しているのに、外からはそれが見えない。収入を得るだけが仕事なのか。
元気で、家にずっと居てくれる、それだけでもすごい仕事だと思う。 うちのダンナさま。家で三食昼寝付き、遊んでいても、だらしなくしていても、不機嫌な顔は見せない。でも。私が仕事で忙しく、家で疲れた顔を見せていると、すこぶる機嫌が悪い(この頃はだいぶ諦めたかな…(^^ゞ)
…その気持ち、ちょっぴり分かる。主婦は堂々と主婦であっていいんだ。 おっと脱線、脱線。
総司がずっと着流し姿なのが、何か、すごく切ないね。
★この回で落命する谷原伊東さん。 冒頭で、食えぬ岩倉卿(この岩倉さん、何だか好きだわ)に、元新選組のおまえなど知らん、と侮蔑され、無理に笑おうとする顔…。プライドの高い人が、部下がいる面前で、公衆の面前で、鼻を折られて、それでも逃げ出すわけにはいかない時の耐える顔…。なんちゅーか、可愛いかったです。
振り返ると、嫌味な役どころを引き受けたり、ちょこまかでしゃばったり、そのくせ生真面目なところがあったりと、中々キュートな伊東さんでした。
★加納さん いい役者さん。好き。時代劇にぴったりな感じがして、もっと見たいです。
★悪ガキ大石君 人斬り大石鍬次郎じゃなかったら、こういうキャラも面白いんだけどなぁ。
★香取勇さん …は、もうすごく立派な人になっちゃった、って感じがします。
身分を問わず、出身を問わず、力のあるものが上に立つ。藩政、士農工商の時代、時代はかなり軟弱になっていたけれど、それでも、そんな時代にあって、新選組はすごく画期的な組織だったと思う。
その大将が多摩の百姓出身の宮川勝太で、勝太を補佐して、最期は幕軍の華として散ったのが、同じく多摩の農家出身で、どうしようもない青春時代?を過ごしていた歳三さん。時の流れや、偶然、やってきたことの良し悪しもあるけれど、でも、それでも、やっぱりすごいや。うん。
引き続き…。
------ ● 新選組!第44回目の妄想的感想 「局長襲撃」● ------
演出:土井祥平
うーんとね。43回平助と、45回源三郎との間で、感想の書きにくい回かな。 「源さん、死す」の予告編の方が、印象がすごかったです (^_^.)
んで。簡単に。
★朝鮮人参のシーン 斉藤さんは油紙にじかっぽ包んで。近藤さんは豪華に籠盛り。で、土方は、丁寧に白木の箱入り!何か、いかにも、それぞれーって感じやん。(#^.^#)
ここんとこ。近藤さんに貫禄が付いてくるにしたがって、土方は逆にどんどん子どもぽくなってきている感じ。肩の力が抜けたのかなぁ。
その子どもぽさ、直情さがモロに出るのが次回の冒頭シーン。 実は源さんの死よりも、土方が源さんを抱いて、取り乱して泣くシーンよりも、この子どもぽさにドキっとしたかも。こんな歳三さんも好きよ。
詳しくは次の妄感で。
Sako
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