京のいけず日記

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2004年11月29日(月) 消えたカラス

講習14日目
 疲れた…。
 日曜の夜更かしはこたえる。週明け早々、夜も仕事でクタクタ。
 自分で思っているほど若くない。体は正直で、気力も萎える。
 やりたいことを絞っていかなきゃ。流れるばかり。うーん…。

何故か疲れている歳三さん。想像してね

あれ以来、
ビルの4階にカラスは来ない。
顔をあわしたのがまずかったらしい。可哀想なことをした。
何をしてたんだろう。

まだ気になって喫煙室に入りこみ、窓辺べりに椅子を引き寄せ、
その上に立ち上がって、子どもみたいに身を乗り出してみた。

窓の作りが平面じゃなく出っ張りがあるので…。こうしないと外が見えないの。もちろん、誰もいないことを見計らって、ですよ。


すると。意外にも、窓の外には足場も何もなくて…。
目にはいるのは、電柱と電線、空と地面…。
もちろん巣など、ワンダーワールドなど、どこにもありやしない。

え…?

なんだ。カラスは、すぐ近くの電線に止まっていただけなのか?
中から見れば遠近感がなく、ビルに遊びに来ているように見えただけ…?

ううん。確かに、窓に体をぶつけるような不思議な音がしていた。
勘違い…? 夢を見ていたのかな…? それとも得意の空想の世界…?


カラスさん。もう一度、姿を見せて下さーい♪

 って、仕事中に何やってんだ。


Sako