京のいけず日記

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2004年12月08日(水) 通勤文庫と山本タカトさん

●通勤文庫●
行き帰りの電車の中では、立ちんぼうにめげず、相変わらず読書三昧♪
先月読んでいたのは中村彰彦の「いつの日か還る」

副題に「新選組伍長島田魁伝」とあるように
新選組生き残りの島田魁を主人公にした物語。

大河の永倉新八は分別臭い男に描かれているが、
ここでは「ガム新」こと永倉新八のべらんめぇな男ぷりが新鮮。

土方歳三の名はそれほど多く出てこないが、好意的に書かれている。
一心同体のはずの近藤勇に、土方が当惑を見せるなど、
実際、こんな時もあったんだろうか、と想像させてしまう。
残念なことに、土方の死はあっさりと一行に。もっと読みたかったな。
 (文春文庫 @800/単行本 2000年6月 実業之日本社)


文庫本、武蔵忍法旅の表紙続いて、今読んでいるのは、
山田風太郎の「武蔵忍法旅」

そして、その表紙絵を飾っているのが、

山本タカトさんの挿絵。

もう、もう溜め息です。

胸がドキドキ。ちょっと恥ずかしいが…。
特に浮世絵風な時代物にメロメロ。

衣服の皺の、
一つ一つの線にも魅了される。

もうかなり昔だけど、JUNEにも描いていたんだ。
ちょっと赤面ドキっとしますが。

線がすごくきれい。
こんな生きたエロスのある線、描いてみたい。

だ、だ、大それたことを…。す、すみません。。 m(__)m
 

●講習 20-21日目●
前回の講習では中々お顔と名前が覚えられなかったのに、
今回は、一ヶ月も立たないうちに、ほとんど覚えてしまった。
それだけ振り回されているってことかな…? どうなんでしょ。 (^_^.)


Sako