京のいけず日記

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2004年12月13日(月) 日曜日の夜更かし

●講習24日目●
明日が仕事なら、いいかげん早く寝そうなものなのに、日曜日の夜は、決まって夜更かしをしてしまう。

絵にならない絵を描こうとして、文字にならない言葉を探そうとして、悶々、もんもん。結局、何にも形にならなくて、こんなことなら、さっさと寝るんだった、と、朝が来て後悔する。まぶたが腫れぼったい。こんな夜更かしも減るかもしれない。「新選組!」が終わって…。

少年隊士みたいになっちゃった歳三さんの顔
最終回。

派手な演出も、遊びもなく、静かなエンディングだったと思う。

それだけに、淡々としたドラマ運びに、却って泣けた。

家族と一緒でなかったら、もっと素直になれたかもしれない。

印象に残る、二つの顔がある。


(落書き)少年隊士みたいになっちゃった歳三さん

「世話になった」と挨拶する時の香取勇さん。
謹慎先の子どもに向かって微笑む、静かで、優しい目。
首を刎ねられる前の近藤が見た自然の命を私も一緒に感じていた。
何ていうんだろう。理屈とか、悲しいとか、そんな感情を超越したもの。

盲目の兄と対面する山本歳三さん。
大きな目から流れる涙の筋を見ているうちに泣けてきた。
この人はどうして泣くんだろう…。
歳三さんは、こんな目をして泣いただろうか…。
そう思うと泣けてきた。変やな。

まる子ちゃんの小学生最後の学芸会。
劇のエンディングで、子どもたちの一人一人の良い表情を撮ったスライド(パワポだ)を、スクリーンに流していた。

こんな手を使ってズルイぞ。尋常に劇で勝負しろいっ、
などと、最後の劇を楽しみにしていた私は、冗談半分、思ったんだけど。
子どもたちの生き生きとした表情を、ただ眺めているうちに、悲しくもないのに泣けてきた。

今までのことが、ぶわっと、ぶり返ってくるんだね。
学芸会と比べると申し訳ないけれど、回想シーンは、一年間、一緒に見続けた視聴者への贈り物…。あらためて楽しかったよ。三谷さん。

ただ。最後は「オトシテ」ほしかった気もするな。三谷新選組らしく。
またビデオでじっくり見てから感想書きます。


さて。今週の水曜日は「その時歴史が動いた」見なくっちゃ。
何たって「それからの新選組 土方歳三、箱館に死す」だもん♪ うふ。

おっと。水曜日は長女の中学校の三者懇談だーっ。
志望校を決める大事な懇談だというのに、すっかり忘れていた、ばか親。
そこな、娘さん達、しっかりして下さい。親は頼りになりません。


で。これを書いてるのが、その水曜日なんだ… (^_^.)


Sako