Leaflets of the Rikyu Rat
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2005年05月01日(日) 遥か彼方 ��


 四月二十八日

 かえる。
 数時間をかけ大阪へ戻る。
 読書に耽る間に空は暗くなり外は寒くなる。
 
 人のセックスを笑うな(山崎ナオコーラ)
 カラマーゾフの兄弟<上>(ドストエフスキー)

 を読む。(後者の途中で到着。)

 梅田に着きヨドバシカメラの前で待ち合わせ。
 三人で飯を食うことになる。楽しい。
 彼の大阪発の時間まで三十分ほどしか無く急ぐ。
 三人でもっと居られなかったのが少し残念だ。
 松坂牛特上カルビ。
 こんなうまい肉食ったのは生まれて初めてだった。

 九時二十分発の便なのに
 店を出たのは九時十五分。
 大焦りで走る走る。
 これ程ダッシュするのは年に一度くらいだろう。
 何とか間に合い胸を撫で下ろしつつ見送る。

 また会いましょう。

 銀行へ行き預金を下ろし、さて飲み直し。
 ビールをたらふく飲みつつ喋る喋る。
 何の話でも隔てなく語る。
 彼の友達は皆すばらしいひとだ。

 散々腹を膨らませ、帰路につく。
 一日をとにかく長く思った。
 今朝四時半頃に目を覚ましたこと、
 高野山を巡ったことが随分昔のように思われた。
 そして別れた彼との出来事が遥か彼方のことに思われた。

 四月二十九日
 
 昼前までぐっすり眠り、元気になる。
 教習所にて卒業検定を受ける。
 とりあえず一発合格。
 車の運転など機械を操ることに関しては全て苦手であるのだけれど
 何とか全日程を滞りなく済ますことができた。ほっとした。

 ゲイバーにてバイト。
 部活を辞めてから初めてのバイトである。
 これまで翌日の朝六時半から朝練がある兼ね合いで
 十二時で上がらせて戴き終電で帰っていた。
 それもなくなったため、「来週から朝まで入れるか」と打診を受ける。
 「お願いします」と返事する。
 これでこれまでの四時間から
 変わって十時間立ち続けることになる。
 更に倍以上の酒が体に入ることになる。
 体力的な不安は僅かにあるものの、とりあえずやってみよう。
 
 帰りしな別れた彼からメールが入っていることに気付く。
 バイトに対する労いの言葉と
 GWがあけたら飯でも食おうという誘いのメールであった。
 
 きわめて気持ちが上向きだったので
 健やかな心持で遥か彼方に居るかのように思われる彼へ返信し
 帰宅して眠った。




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