四月三十日 七時四十分大阪発の便に乗る。 夜に飛行機に乗るのは初めてだった。 真っ暗な空へ飛び立ち闇を切り拓き進む飛行機はちょっとだけ格好イイと思った。 八時五十分鹿児島着。 直線距離で凡そ千キロメートルの道のりも わずか一時間と少しで行き交うことができる。 物理的な距離などよりも 精神的な距離のほうがよほど重要なのではないだろうか。