TOM's Diary
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2006年09月08日(金) 燃費走行(第1回)

第1回と書いたけど、はたして第何回まで続くのやら・・

みなさん、渋滞にはまると燃費悪くなりませんか?
信号の多い都市部だけ走っていると燃費悪くなりませんか?
高速道路や信号のない田舎道を走ると燃費良くなりませんか?

そこまで気づいている人は、かなり燃費の達人です。
いや、ほとんどの人は気づいていますよね。
気づいていてもそう簡単には低燃費走行には辿り着けません。
でも、大きなヒントに気づいていることは間違いありません。
私はそこから一所懸命考えました。夜も寝ないで昼間寝て、
ご飯ものどを通らないからビールで流し込みながら考えました。

ところで、私が燃費を気にし始めたのは、一つ前の愛車、
ルシーダに乗っていた頃のことです(HPを参照)。
当時は、ガソリンも今ほど高くなく、独身だったことも
あって、あまり気にしていなかったのだけど、ガソリンを
いれる際には、必ず走行距離を記録して、平均燃費を
だしていました。まぁ、そういう習慣だったと言うだけで
意味はありませんでした。

ところがある時からガソリンスタンドに行く周期が
短くなっているような気がしたのです。
そこで、記録してあった燃費データをエクセルの表に
入力してみました。するとどうでしょう。徐々にですが、
平均燃費が下がっていました。う〜む、なぜだろう?
運転のスタイルは変わっていません。

心当たりがあるとしたら、走行距離です。
10万キロにはまだ達していないものの、10万キロを
意識し始める頃でした。そろそろいろんなところがヘタ
って来たのかな?
そんなわけで、いろいろ実験してみることにしました。

まずは、「渋滞にはまると燃費が悪くなる」を検証して
みました。
すると、どうでしょう。
燃費が悪くなるときもあれば、良くなるときもあります。

悪くなるとき・・・これは、都心の一般道や、首都高で
渋滞にはまったときです。当時、私は千葉県にあるらら
ぽーとのあたりから東京の西の端、青梅付近までクルマで
往復する日々でした。朝も夜も、大渋滞にはまってしまう
なんてことを三日も続けると、ガソリンは空っぽです。
でも、世間が夏休みに入ると都心は朝も夜もガラガラ。
三日経ってもガソリンは残っています。まぁ、当たり前
ですね。

逆に良くなるとき・・・これは行楽シーズンに遠出を
した帰りに、高速道路で何十キロもの渋滞にはまった
ときです。あぁ、ガソリンが・・・などと思うのだけど
意外にも予想したほど燃費に影響ありません。

この違い、実は渋滞の質が違ったのです。
悪くなるときは大体、ストップアンドゴーの繰り返し
です。でも、良くなるときは自然渋滞で、20キロ以下
の速度でずっと走り続けているような渋滞のときです。
つまり、ブレーキの出番が少ないときです。

これはあとで、クルマを買い換え、燃費マネージャーを
取り付けたときに数値で確認できましたが、トロトロと
走っているときは、意外にも瞬間燃費はリッター当たり、
20キロくらいを維持し続けています。

悪くなるときは、減速するときは99.9(燃料カット
されている状態)のときもあるものの、加速するときは
2、3キロ、停まっているときは(当たり前ですが)
0キロ。
燃費マネージャーには、過去2時間に渡って10分刻み
平均燃費を棒グラフにして表示する機能があるのですが、
それを見ても、良くなるときは10キロ前後が続くのに
対して、悪くなるときは5キロ以下が続きます。

ちなみに渋滞していない一般道を走ったときにはどうか
と言うと、悪くなるときと同じように、瞬間燃費は状況に
よって変化するものの、一定速度で走る際には、17、8
キロを維持しているため、前記の棒グラフをみると、概ね
5〜6キロ、停止している時間が短ければ、10キロを
超える場合もあります。

つまり、高速道路で20キロ以下でストップアンドゴーが
ないときには一般道を走るより、燃費が良いと言う訳です。

それ以来、私は、高速道路がどんなに混んでいても、一般
道に逃げることはしなくなりました。もっとも、そんな
ときには一般道も混んでいることがほとんどなので、その
ことに気づく以前から、一般道に逃げることはほとんど
ありませんでしたけどね(^^)

次回へ続く



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