モスクワ留学日記
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2001年12月03日(月) 変態

モスクワ −10〜−12℃ カチコチ(凍)

ちょっと更新が滞った間にイロイロな事がありました。
今日は特にショックだった出来事についてひとつ。

     ◇◇◇

仕事帰り、外はすっかり真っ暗闇。(19時頃)
パラパラ降ってくる雪…いや、氷のつぶに顔を打たれながら、
地下鉄から徒歩で10分の自宅を目指す。

凍ってツルツルの道路で足を滑らせながら
家路を急ぐ。急ぐ。


     ◇◇◇


やっと家の近くまで来た。
近所の映画館から人が溢れている。
ちょうど上演が終わった様子。

人の波に逆らって、近道を急ぐワタシ。








…と













何か感じる…














…視線















暗闇の中にひとり、男性がぬぅと立っていた。


オナカから太ももあたりまではだけて、
ワタシに男性自身を見せていた。


















・・・・・・!!!!
(声にならない叫び、恐怖、おののき…)












み、見てはいけないものを見てしまった…

い、いや、それより、逃げなきゃ。

追いかけてきたらどうしよう。

つかまえられたらどうしよう。

レイプされたら。。

殺されたら。。。



こんな時に限って人通りがない。

をを、神よ!











激しく反応して相手を威嚇してはいけないと咄嗟に判断し、
何も見なかったように装い先を急いだ。

少し歩いてから、一目散に逃げた。
走って走って、家に帰った。



恐くて、振り返れなかった。







     ◇◇◇


日本で初めて「見せる人」に会っのは小学5年生の時。
にへらにへら笑うその顔、「ちょっと遊ばない〜?」と近寄ってきたその行動にエモイワレヌ恐怖を覚えて以来、そういう人に会うたび、激しい恐怖感に襲われる。


今回のは…本当に…劇的にショック。


マイナス10度の寒空で「見せる」なんて
本当にイッチャッテル人でしょう?


何をするかわからない。
何をされるかわからない。


部屋にたどり着いて、高鳴る鼓動を感じながら
生きててよかった。。




本気で思った。




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