TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
今日は1月も最後と言うこともありまして更新をして行きたいと思います。 とりあえずですね。 毒を吐きたいなと思ったのですがね、 D&Dの3Eをやってる時に居った自称1ST時代からの経験者どもについてなのですがね。 どうも胡散臭いと申しますか。 僕が普段遊んでいる1STから2NDへ移行してプレイしていて 「おっと。1STっぽいロール(演技の方ね)しちまったい。(汗)」 とかたまに言ってる方から聞いた1ST時代にあった、 ガチなロールプレイの縛りについて聞いている話と、 彼らがかなりズレているのですね。 例えて言うなら古賀議員のアメリカ大学卒業くらい。 僕は1STのルールブックはやはり年齢的な限界もあって手に入れることは不可能なのですが、 (WoCのサイトからDL出来ますがクレカ持ってないので私は不可能) 聞くところによりますとクラスロールプレイの縛りがキツくて、 クラスの規範から少しでも逸脱すると即座にクラス能力を剥奪されるから徹底的なロールプレイをしなければならなかったとか。 1STにあったキャバリアーというクラスがあったそうなのですが戦闘が始まったら 真っ先に一番強そうな敵目掛けて突撃をかけないといけなかったとか。 まだ他にもあった気がしますが大分前の話なので (多分聞いたのは2002年の11月くらい) 詳しくは覚えてないのですが、 そういった強力な縛りがあるから全クラスの中で唯一ネガティブHPという概念があったクラスで ( 現3Eでもあります−10HPまで死なないってアレ。 実はファースト時代はキャバリアーにしかなかったそうな。) 他にも加齢のによる エイジング ( 3EのPHB93ページの表6-5年齢効果ね。) によってしか変化しないはずの能力値がレベルごとに特定の能力値に対してダイスを振り (振ると仰っていたダイスの種類は完全に忘れました。D100だったかもしれないし2D20だったかもしれない。ホントに忘れた。(汗)) その結果が加算して100になるたびに能力値が1点上昇して行ったとか。 強烈なロールプレイの縛りがある代わりにそれと同等の強力な恩恵が受けられると言う話を聞いていたのです。 それで、そういったゲームをしていてそう言ったロールプレイの楽しみ方を知っていて、その上でゲームの基本フォーマットを押さえた上で自分独自の演技プランを組み立てている先人らとゲームしていたもので、 そういった自称1ST時代からの経験者達と先人らのプレイを比べると非常にだらしがないなと思うわけです。 先日見て、居たプレイヤーの取った行動は、例によりゲーム前の雑談に於いて 「自分は(AD)1STの後はいきなり3Eなんですよね〜、あ〜はっははは・・・・・・」 とか仰っていた割りにはAlignment(属性) はChaotic (混沌) Good (善) のハーフオークのバーバリアン。 ま、別にここまでは問題ないのですが、プレイ中に彼の取った行動に問題がありまして、 捉えた敵NPCのハーフオークを捕らえて縛り上げた後ですがその場を後にする際に 「このハーフオークの頚動脈にそっとダガーで傷を付けて後で出血死させる。」 と宣言したのです。 彼は全員がその場を後にし一人殿に残るとの名目でその場に残りそうやって出てきたのです。 まずここで問題になる行動とは何処になるでしょうか?? 答えはAlignment(属性) のロールプレイですね。 3EのPHB、88ページ辺りからの善と悪についてのくだりから読み進めて行って欲しいのですが、 ここでの彼の行動は楽しみのために生命を奪う、悪に該当する行動にあたります。 罪無きという単語が抜けているから敵NPCのハーフオークには関係ない? 違います! 88ページ左の下から右の上段部分にかけて、 善とは生命を尊ぶこと、知性ある存在の尊厳を重んじることを意味する。 また、 悪とは他者を傷つけ押さえつけ殺すことを意味する。 と、書いています。 例え敵のNPCと言えどその世界に存在する生命という点ではゲーム内に於いてもその生命の重さに変わりは無いと私は思うのです。 という訳で彼の行動はルールブックに於ける悪の行動にあたるわけなのですね。 ま、私もその場に居たのですがそこまでの余力がその時無かったので止められなかった責任もありますが。 折角すばらしいルールブックがあるのにろくに使いこなせていないのではルールブックがかわいそうだなと思いました。 数字上のルールを追うのもいいでしょうがD&DではAlignment(属性) も立派なルールだということをお忘れなく。
テロ牧師
![]() |