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■ 大前晴子じゃないってば
皆さん、篠原涼子主演の連ドラ『ハケンの品格』知ってますか？
会社では意外と正社員がハマっていて、飲みのネタにもなった。
しかも、なぜかオッサン連中も多く見ていることがわかり、
この春文句ナシに一番人気の番組だった。(当社比)
ドラマは
篠原扮するスーパー派遣社員と
加藤あい扮するドジな新米派遣社員
そして大泉洋扮する派遣社員を露骨に嫌う正社員
などなど毎日会社でみんなが大騒ぎしながら
スーパー派遣さんが幅広ーいスキルで
それらのピンチを救うというもの。
篠原涼子扮する派遣さんの名前は 大前晴子。
協調性ゼロなのはイタイが、
派遣さんとしては、1も2もなく採用決定だと思う。
問題は、3ヶ月で絶対辞めるというスタンス。
金融などは長期で雇用したいことが多いので、
リアルではダメかもしれないネ。
それにしても
パソコンスキルや事務スキルがバリバリなのはデフォとしても
普免
大型一種免（ゴールド）
大型二輪免
車両系建設機械運転者
犬訓練士 (受賞多数)
初生雛鑑別師
看護師
助産師
あん摩マッサージ指圧師
調理師
ふぐ調理師
食品衛生管理者
栄養士？
昇降機検査士
危険物取扱者
核燃料取扱主任者
理容師
パラグライダー資格
と、取得に時間のかかりそうなものまで入っているのもスゴイが
資格外の範疇でも
スペイン語会話
ロシア語会話
フラメンコ(店で踊れるほどの腕前)
剣道四段
など
お前いったいトシいくつなんだよ？！
という有様は、ほんとスゴイ。
バイトが市場で鮪の解体ショーができるくらい腕を磨かせて貰った
など、実現に首を傾げるものまでできるのはやりすぎな気もしたが、
その現実離れ感が逆に後半には快感になってきていて、
自動車整備士の資格を持っていなくてガッカリしたくらいだったｗ
それに対して、「あるあるある！」系だったのは、
加藤あい扮する派遣社員(名前忘れた)。
どちらかというと正社員っぽいキャラだった。
私の経験則から言えば、
フレッシャーズは
やろうとする一所懸命さや責任感があっても、
キャリアゼロなので空回り
という状況によく陥ってしまい、
派遣さんは、もっとドライで
そこまでやらされたくない、責任は取りたくないと
自分の範囲をキッチリ把握している人が多い。
だから、ラストに
加藤が派遣を辞めて正社員を受け直したのは、
性格的に正解だと思った。
そして、このドラマを面白くしたのはモジャモジャ。
「俺はさぁ、リストラされた先輩たちと
ほんとはもっとずっと一緒に仕事やっていきたかったんだよっ」
ズシーンときたね。
お局さんの弊害はいろいろあるけれど、
知恵袋的存在であった彼女たちがいなくなって、
過去の経緯が見えなくなって会社の事務はズタズタになった。
また、長年勤めているオジサン・オバサンは可処分所得も多いので
結構気前よく奢ってくれる人も多く、
よくオトナ〜な値段の店にも連れて行って貰ったものだった。
また、うちの会社の場合、
40歳以上の女性がほぼ全員リストラされ、
後に吸収した会社の女性社員のほうがみんな年上
という事態になってしまったため、
どちらが吸収されたんだかわからないような勢力図になってしまった。
こういう時、年嵩の先輩が蹴散らしてくれたら･･･と思うのだ。
彼が憎いのは、派遣さんという存在ではなく、
リストラなんかが平気で行われるようになった今の会社
に対してなのだろう。
もしくは、短期での結果のみが求められ、
人材・仕事ともに育成というものが捨て去られた今の社会に対してか。
彼の昔っぽさと真っ直ぐさが、いい味となっていた。
なんてドラマを楽しく見て、会社でも話題にしていたのだが、
今日の接待受けの席で、やっぱりドラマを見ていたうちの課長が
あろうことか
「うちの大前晴子ですｗ」
と、ニコニコと私のことをみんなに紹介したのだ！！
私は資格コレクター？！
つか、派遣なんですか…？
あっ ヒューマンスキルゼロっていいたいんだなっ！？
参考までに
My資格：
大卒、中学国語教免、養護学校教免、普自免許、RED、EMR、初級シスアド、他業界内資格
(書くと凄くふつー…。大前晴子みたいにイロイロ揃えるかな？)
2007年03月27日(火)
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