彼と付き合うきっかけになったメールは、この前水没した携帯に 保存してあった。 昨日はそのメールが読みたくて読みたくて堪らなかった。 上司が私を好きだ愛してるだの感情を聞いた後だったからか。
人が人を好きになるのは自然?自由? それを打ち明けるのも自然?自由? 私は、もう、その気持を受け入れる術も受け止める心もない。 存在も忘れてほしい。 『××さんは上司ですから』という、私の回答は、全く的を得て いないのでしょうか。
今回も、散々、彼と話し、彼の考えを聞き、今後のことを話した。
彼がいわば適確な、ある意味客観的な意見を私にくれることで 私は自分の現状をゆっくり見ることができる。 この金曜日に新しい病院でカウンセリングがあるけれど、もう 病院は必要ないのかな、とも思う。 でも、やはり、全く建設的でなく、笑えない話を延々と聞いて くれるにもほどがあるだろう。 彼だから聞いてほしいことも沢山あるけれど、でも。でも。 抱え込まずに話して、と言ってくれているからこそ。
上司には、直接的ではないにしろ、上司と私は、上司と部下で それ以上でもそれ以下でもなく、上司を友人とみることも、ましてや 男性と見ることはできないし、受け止めることも苦痛だということを 伝えようと思う。 気持を伝えることしかできない、と上司は言うけれど、私はその言葉を 聞くのが一番苦痛で、苦痛でしかたないのだから。 仕事場では上司。それ以外のところで上司と思うのはもうやめよう。
来週の映画の誘いは、絶対に断る。
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