まれ日記

2002年05月06日(月) オーロラの彼方へ

ビデオを観た。「オーロラの彼方へ」という映画。

NYで30年ぶりにオーロラが観測されたというその夜、ジョンは父の形見の無線機を引っ張り出して電源を入れる。しばらくして無線機から流れてきたその声は、ちょうど30年前に事故死する前日の父のものだった…というお話。ちょっと前に結構人気が出た映画だったみたいだから、知ってる人も多いかなあ。

なんかとってもアッサリした感動があって、爽やかな気持ちになったよ。ほのぼの系ドラマかと思ったら、スリル・アーンド・サスペ〜ンスって部分もあって、なかなか楽しめました。

主人公のジョンは36歳の刑事。6歳のときに消防士の父親を事故で亡くして、父親の記憶は幼い頃のものしかない。性格はというと、自らを変えたくない、変えようとしないという頑固な部分があるらしく、そのため恋人にも愛想をつかされてしまう。そんなジョンが30年前の父親に無線機の向こうから必死に過去を変えるように訴えるんだけど、ジョンの父親はそんな息子の無理な注文にもやはり必死に応えようとするのさ。そんな父の姿にジョン自身、教えられることもあったのだろうか。ラストシーン見て、そんなことを思ったな。

過去が一部分変わると、現在も少しずつ変化する。そんなところは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいだったな。ひとついい方向に変化すると、その結果思ってもみなかった悪い変化が起こったりする。そんなところを一個一個つじつま合わせしていく。大まかに言うと、そんな映画。

観て損はないと思うので、観てない人にはオススメするよ。


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mare

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