2003年03月15日(土) |
戦争の方法を変えてみるってのはどうだろう? |
最近つらつらと考えていること・・・。
それは、戦争がいっそのこと「アッチ向いてホイ」だったらいいのになぁ・・・ってこと。
それだったらさ、国の経済力とかそういうことも関係なくフェアに戦えるし、人も地球も傷つかずにすむし、戦後の復興にも影響はでないと思うのね。
結局アメリカ(ブッシュ)があんなに戦争をしたがるのって、アメリカが本土を海外から攻撃されたことがないからだと思うのね。パールハーバーでさえ、自国民が観光に来ちゃうくらいなんだから、いまいち多くのアメリカ人にとっては手ごたえがないのではなかろうかと。 だから、戦争ってのは、軍のものだって意識があるんだと思う。
先日ハムと話していて、職場のおばちゃんが「戦争がたまにないと、経済活動が停滞するから、しょうがないのよ〜」と言ってたって話をしていた。たしかにおばちゃんの言うことは全て間違っているとは思わないけど、経済活動が活発化するのは、戦争に遠巻きにかかわっている先進国の話であって、戦地となっている国は、逆に経済成長がガクンと遅れる。ちなみに、秀吉が行った朝鮮出兵によって、韓国の成長が100年遅れたとも言われているという話も聞いたことがある。
ついでに言うなら、おばちゃんはさも「戦争は必要悪」のようなことを言っているけど、自分の息子が最前線に立たされるとなっても、同じことが言えるのか?と問いたい。 戦線があれば、かならず最前線というものがあり、そこには必ず人がいる。それが、自分にかかわりの無い人であれば、別にかまわない・・・というのは、あまりにもレベルの低い意見ではなかろうか?
先日のニュース23で、ドイツの高校生の話を特集で取り上げていた。ドイツは今回のイラクの武装解除のための攻撃に反対の姿勢を示しており、その意見に対する国内の政府支持率が83パーセントにも及んでいるのだそうだ。そして、16歳の高校生もが、真剣に国際政治や世界平和のことを考え、デモ活動などをしているという。 日本の小泉は、アメリカの言うがままに動いており、パウエルさんまでもが「止めた方がいいのかもなぁ〜」という姿勢になってきているのに、小国に金を配り、「戦争するんだぞ!」と圧力をかけている。そのことに対する日本国民の支持率ってのは、一体どうなっているのだろうか?ぜひとも知りたいものだ。まぁ、デモ活動もたいして行われていないので、きっと関心が無いものと思われる。かくいうワシもデモ行進とかしてないので何も言えないが・・・。しかし、もしこのことに対する国民投票でもしてくれるんだったら、雪が降っても嵐になっても反対に投票しに行くぞ。
で、話は戻り、そのドイツの高校生だけども、戦争ゲームは好きらしい。いわゆる対戦型シミュレーションボードゲームという奴だ。そして、彼は言っていた「ブッシュも戦争したいんだったら、戦争ゲームをやればいいのに」と。 ワシも同感である。そんなにしたいんだったら、自分の権力で見も知らぬ若者を戦地に送るような真似はしないで、ゲームでもしてて欲しいと。 シラクさんも言っていた。 「戦争をさせないための戦争なんて、ばかげている」 全くもって、その通り。
と、いうわけで、今後、戦争は「あっち向いてホイ」になって欲しいという最初の話に戻る。 ブッシュとフセインの世紀の対決。全世界に衛星生中継。公正を期すために「あっち向いてホイ国際審査員協会」から派遣された「A級審査員」が三名まわりを囲み、遅出しなどの不正をきっちりチェックしてくれる。 タイマンだと問題があるなら、5対5の勝ち抜き戦でもいい。
アホらしくてもいいじゃないか。
誰も死なないし、地球も汚染されないんだから・・・。
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