つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年03月16日(日) 「ブレイド2」

鈴木雅之さんです。(←まだ言ってる)
初回が面白かったので、さっそくレンタルゴーゴー♪


あらすじ。
前回モスクワで行方をくらませたブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、チェコのプラハにいた。バンパイア族にやられた筈の、父のような相棒ウィスラーが、まだ生きているとの情報をたどって、新しい相棒のスカッドと、ここまでやってきたのだった。
一方、チェコの血液バンクでは、バンパイア族が、死神菌(リーパー)に襲われるという事件が起こっていた。リーパーズは、人間だけでなくバンパイア族をも襲い、その感染力によって徐々にその保菌者を増やしていた。
ウィスラーをやっと発見したブレイドの元に、宿敵とも言える相手、バンパイア族の長ダマスキノスから連絡がくる。リーパーズを倒すために、一時手を組まないか・・というものなのだが・・・。


と、こんな感じ。
んーと、正直に言うと、初回の方が面白かったです。
いろんな意味で・・・ねぇ。
「スクリーム」シリーズの中でも語られているけれど、続編というか「2」って難しいんだよねー。「2」で面白かったのって、本当に少ないし(−−;)というわけで、この映画も例に漏れず、それです。

初回の方が、ブレイドがバンパイアを憎んでいるってことと、バンパイアの野望っつーのがはっきりしてて、非常に見やすかったし、アクションとかも「美学」のようなものが感じられたんだけど、今回はストーリーはさておき「スプラッタ」って感じでした。ようは、アクションだけ盛りだくさんで、いまいちストーリーにのめりこむことが出来なかったのですわ。
おそらく敗因はリーパーズだと思うのよね〜。打っても斬っても死なない敵っつーのは、ひょ〜〜とは思うけど、美学を感じない。しかも外見的にも異形すぎて、気持ち悪いけど怖いのとは違う。
恐怖と不快感というのは似ているようで違う。だから、前作はアクションドラマだけど、今回はアクションホラーって言った方がいいかな。
おまけに前回あった「ゴシックホラー」の雰囲気が消えてるので、それもちょっと寂しい。

いや、鈴木さんはがんばってるのよ!えぇ、本当に。
でもな〜〜、残念だけども前作は越えなかったと思うわ。

ってなわけで、アクションゲームのように「斬って斬って切りまくれ〜〜」ってのがみたいのであれば、オススメいたします。はい。


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