2003年03月19日(水) |
Imagineのチカラ |
9.11の後、アメリカの放送各社はジョン・レノンの「imagine」を流さないようにしていたそうだ。
「やられたらやり返せ!」と口にしても平気な雰囲気の時期だったからだ。 国民の意識を「復讐」に向けるために、反戦イメージの強い歌は、自粛したらしい。
でも、逆ではなかろうか?
そういう時だからこそ「戦争はいけない」「武力ではなにも解決できない」と考えるときなのではなかったのだろうか?
想像力は、人の持つすごい力のうちのひとつだと思う。
目の前で死んだ友人の死が悲しいのだとしたら、同じように自分の向ける刃の先のさらに向こうにに、悲しむであろう人がいることが分かるはず。
You may say I'm a dreamer, but I'm not the only one.
と、ジョンも言っている。 ワシもそう思う。
想像力によって、過ちを回避することも、人間の能力なのではなかろうか?
この地球のさらに向こうには、もっともっと広い宇宙が広がっている。
こんな小さな地球で争いあっててどうすんのさ。
「程度が低いなぁ」って、宇宙人に笑われるぞ。
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