伝えることの難しさ

海外の小説は、翻訳で読みます。
英語、技術英語ならちょっとは分かるけど、日常の言葉が分からないので。
その場合、訳者によって印象が変わっちゃうのですよね。

ストーリィが、かなりしっかり作ってある作品なら、多少訳に難があっても問題なく読めるのだけど、
ストーリィよりも語り口調であるとか、雰囲気重視な作品だと、とたんに訳が重要になります。
軽快な口調で書かれていたとしても、訳者が堅苦しく訳した時点でアウト。

今更だけど、国によって言葉が違うことの不便さをひしひしと感じる瞬間です。
それぞれの言語でしか味わえない雰囲気もあるし、詩なんかは特にそうだと思うのです。
風土や文化によっても異なる部分というのは絶対にあると思うし。

表現している内容がきちんと伝わらないと言うことは、それだけで不幸です。
もし、自分の気持ちを80%程度でも理解してくれる人が近くにいるなら、
きっとそれは、とてもとても幸せなことなんだと思うのです。
2003年07月09日(水)

日々 / いけだ