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2005年11月10日(木)
一瞬、現実が見える

あの人の頬を見ていたら、夏の無茶な日焼けの名残か
飲みすぎて肌が疲れているのか、汚くまだらになっているなーと
思ってたら
はたと、これは老人しみではないか?と。

好きな人が年を取っていっている。

もちろん同じだけわたしも年を取っていっている。
これではいけない。

彼もそろそろ中年に足を踏み入れるころなんだ。
最近元気がないと思っているけど、違う、彼が若くて
元気でよく笑っていたのはもう何年か前、若かったころなんだ。
昔の彼が好きで、その姿を探し続けて
知らない間にすごく時間が経ってしまってる。
という当たり前のことに急に気づいた。

老けていく彼が嫌だとか全然無い。
むしろ一生老けていく姿だって、可能なら見ていたい。
でもそんなことしてたら、周りだけ赤ちゃんぽんぽん産んで
時は流れてるのに、あたしも時間を回さなきゃ!とか
大慌てな気分になった。

ま、明日朝起きたらいつもどおりなんだろうが。
寝るか。