「誰かに淹れて貰ったココアの方がずっとおいしよなぁ。」 それなら喫茶店に行けば良いだろう、とそういうことでもなくて。 「前はそんなこと思ったことなかった・・」 当たり前すぎて気付かなくて失くして初めてわかることあります。 でも気付いた時にはもう取り返しがきかないんですよね。
井上部長が亡くなられてしまいました。 「君に自分で死ぬ権利はない。」と仰ってた方に 飛び降りさせるとはキャスティングの妙というか。 人間の本質を見極めようとしてた方には 外見しか見ない人間を演じさせてるし。
井上部長とはお互いに認め合ってたんでしょうね。 きっと義朗さんのことも嫌いなわけじゃないと思うんです。 自分の身内だと沸点が凄く低くなってしまう。 「何でわかってくれないんだ?」みたいな。 後で考えると「なんでこんなことでキレたんだろう?」なことでも その場では我慢できないこととかあります。 いつか義朗さんとも「絆」を作れると良いなと思います。
カラオケBOXの「シクラメンのかほり」 誰も入れてないのに何度も何度も流れるイントロ。 ピースする徹朗さんに目頭突かれました。 「禁煙」の文字に泣いてしまう徹朗さん。 こんな風に「喪失感」って不意にくるんですよね。
夜眠れない徹朗さんの部屋に来るやはり眠れない凛ちゃん。 「眠れないのか?」と聞かれて頷いてたけど 凛ちゃんはお父さんが泣いてるような気がしたんだと思う。 一緒に居ることでお父さんの方が慰めらてましたよね。
同伴帰宅の翌朝の父を見る冷たい目線の凛ちゃんとか 夜中に鍋を磨くゆら先生とか女は恐いなぁ。 まみちゃんも侮れ無さそうだし元妻も復讐を開始なさるのかしら? 彼女や彼女や彼女の道も続いていくんですね。
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