2004年06月07日(月)
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社会復帰にはなお遠く
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寝潰した週末。この二日間で先週の残務を処理する予定だったのに、さぁどうしよう。明日の朝早くやるしかねぇ。てーか、今からカイシャ行くか?何もやる気起きず。数時間前に洗濯機から出したまま干さずに放ってある洗濯物と、とりあえずお湯を張ってみたけれどそのままにしてある湯船が、今の自分のエネルギーメーターがどれくらいなのか、如実に示していませんか。
今日は昼まで寝てた。午後になって自宅からインターネットに繋がるようになった。その後はず〜っと、ネットでふらふらさまよってた。後はぼーっとテレビ見たり。菓子食ったり。ぼへーっとして、気がついたらもう日付変わってんの。どうしようもなく気力が生まれない。あぁもうどうしようもない。
んなこといったって、明日仕事休めるわけでもなし。やらねばならない数多のことを、小人さんとかしゃしゃり出てきて片付けてくれるわけでもなし。いやさ、どうせ明日になったらなんとかするんだけど、ときたま、「やっぱりどうしてもやる気でない」という状態になってしまうんじゃないかと、不安になる。何もかも嫌んなって、一日中寝てるとか、京都の古跡を彷徨いに行くだとか、そういう衝動に駆られない保証、どこにあるんだ。
高校生のころ、毎日毎日生真面目にガッコウに行くのが当たり前だと思ってた。周りの遅刻してくる奴とかを、「なに考えてんだろうか」とか思ってた。真面目というかクソ真面目というか。ガッコウごとき、もっとサボっておくべきだったと思う。社会人はサボれない。生活かかってる。逃げられねえ。その責任が、なおさら重みとなって、気分を沈ませる。
実家にいた頃、親父は七時に起きて、八時前に家を出て、十二時過ぎに帰ってきてた。その生活を横目に見て、俺はてきとーな時間に起きて、てきとーな時間に寝て、気ままに暮らしてた。その頃の習慣が抜けない。一度知った怠惰な暮らしの甘い味が、社会人になって二ヶ月、いまも忘れられない。あの味を忘れることができたなら、俺も少しは変わるのだろうか。
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