 |
 |
■■■
■■
■ 思案、その果てにあるもの。
今、目の前にいる彼女は。
私がどれだけ本気なのかを知らない。
同様に私も、
彼女がどれだけ本気なのかを知らない。
まずい酒。
無音の部屋。
買ってきた本を読み終えた喪失感。
かけめぐるのは、歪み。
・・・探し物が、見つからない。
触れるすべてのものから伝わる感覚は、
自分のものではない。
霧がかった記憶の端々から覗く、
親しき人と笑い合う女も。
私ではない。
意識だけが遠い果てにあるようなのに、
こうしてキーボードに触れ、想いを形にする行為は、
まぎれもなく私の意志で行われているもの。
だけど、私の腕はこんなに傷付いてはいない。
それ、止めてくれないか。
耳障りなんだ、あんたの笑い声。
慣れていたはずの、声も。イラつく。
違う。そうじゃない。これは。それも。
じゃあ、なに?
*****************
君と二人、イチゴフラッペを食べた。
なんだかイラついてきて、
少しだけ僕の理想を語った。
好きな人がいるんだ。
でも、好きになれないんだ。
殺したくなるんだ。
毎日、一緒に眠るんだ。
出かけるときには、「いってきます」を言って。
時々、お土産も買ってくるんだ。
でも、だんだん汚くなってくるんだ。
だから
嫌だ、って言ってるのに。
言うこと聞かないんです、私。
困ったな。
また、声がする。
あの女の、高笑いが。
うるさいって、言ってるのにねぇ、
聞かないんですよ、彼女。
そのうちね、あっちこっちから聞こえてきて。
なにがそんなにおかしいんだ、って。
でもいいですよねぇ、そんな風に笑えるのって。
うらやましすぎて腹立つんですよ、余計。
そう考えたら私のこと嘲笑ってるんじゃないか、
って思ってね。
問い詰めてもやっぱり笑ってるんですよ。
本当に腹たつやつらでねえ、
姿が見えないから余計だけども。
ふと思えばすぐに笑いやがる。
殺したいぐらいうざったいっすよ
いい加減にしやがれってんだ
ああ、あぶないあぶない。
パソコンに酒ぶっかけそうになりましたよ
使い物にならなくなったら怒られちまわぁ
もうすぐ、あの人達かえってくるんだけど・・・、
すごく嫌な感じがする。イライラする。・・・寝よう。
*****************
誰も狂っていない。
世界も狂っていない。
私も狂っていない。
みんな、狂っている。
2002年08月11日(日)
|
|
 |