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■ 欲望、その矛先。
一番近くにある対象は、
自分の身体しかないから。
それ以外を、傷つけるわけにはいかないから。
この身体は、私ではなくて。
誰か別の・・・そう愛しい人の。
もの、だと思い込んで、傷つけた。
自身を切りつけながら笑うのは、
とても滑稽で、とても哀しくて、とても苛立った。
"殴られた"顔がヒリヒリと痛んで、
塞がらぬまま水に晒した傷口も少し、痛んだ。
それを抉るように爪を立てて、再び皮膚を破った。
久しぶりに味わう血液は、苦い、鉄の味がした。
2002年08月12日(月)
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