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■ 好きでいたい、嫌いな人。
電気を消して、
泣きながらメールを打った。
突き刺さった刃を、抜いて欲しかった。
縛られた手に絡み付く鎖を、解いて欲しかった。
あたたかなぬいぐるみを抱きしめていた。
胃が、しくしくと痛んだ。
ランプのついた画面を、ぼうっと眺めていた。
*
私は、愛したつもり。
あなたは、嫌いだったかもしれないけど。
私は、あなたの愛が欲しかったよ。
もう、あきらめるしかないけれど。
それでもまだ、好きだよ。
多分、一生嫌いにはなれないし、なりたくない。
何も、望んだつもりなんか無かった。
いい親になってね、なんて一度も言わなかった。
だけどあなたは、いい子になれ、と言ったよね。
それでも、好きだったよ。
あなたに私を否定する権利はない。
お馴染みの理由を持ち出して逃げようとしないで。
あなたなんか、大嫌い。
もうずっと前から、親だなんて思ってない。
そんな資格もきっと、あなたにはない。
それでも私は、あなたが好きだよ。
・・・ただ一人の、親だから。
*
2002年08月13日(火)
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