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■ 不理解。
そう、誰かに、少しだけ聞いてほしかったのかもしれない。
変だと思われてもよかった。少し、楽になりたかった。
「人間だって所詮肉だよ。」
それは、事実なのにどうして怒られたんだろう。
その時は、本当にその理由がわからなかった。
だけど、後から考えて、少し、解かった。
・・・本心からは、そう思えなかったけれど。
*
感情というのは、本当にわからないものだと思う。
普段なら笑ったり泣いたりといった、
ごく当たり前の感情に疑問を示す事などないと言うのに。
何かが、欠けているような気がしてならない。
まったく意識していなかった。
感情表現が乏しい、だなんて言われるまで気付かなかった。
きちんと、笑えていたつもりだった。
確かに、泣くことは出来なかったけれど、
自分が笑えない、なんて微塵も思っていなかった。
それなりに、傷ついた事は覚えている。
その痛みは、今はもうわからないけれど。
死んでいるような瞳、虚ろな瞳。
笑っているのに、引き攣っている口許。
鏡を見れば、陰気な女がそこに映る。
表情だけに限った事じゃない。
この、何かがへばりついているような、
とても形容しがたい、違和感、不快感は何だろう?
いつからこんなものを感じているのか。
何故こんなものを感じるようになったのか。
あるようでない、答えを突きつけられる。
道徳観念がないわけじゃない。
善悪の区別がつかないわけでもない。
私は普通で冴えない地味などこにでもいるような女だ。
ただ、"何か"が違う。
それは、自分を特別視したがっているんだろうか?
答えは出ない。だから、考えない。
けれど浮かんでしまったときは、少し、思考を傾ける。
暗い欲望に、飲み込まれない程度に。
2002年09月15日(日)
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